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竹村 詠美氏

「子どもの個性を大切にし、伸ばす子育てとは? ~小学校受験を経て、モンテッソーリ教育や探究学習など、世界の教育最前線を知ってわかったこと〜」

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5月12日(水)竹村詠美氏による「子どもの個性を大切にし、伸ばす子育てとは?~小学校受験を経て、モンテッソーリ教育や探求学習など、世界の教育最前線を知ってわかったこと~」と題した講演会をZoom配信しました。
冒頭、竹村氏は参加者に1分間の瞑想を提案して行いました。このような瞑想による自分に意識を向ける時間はマインドフルネスのために大切であり、海外では朝の会で瞑想を行ってから授業に入る学校もあると説明しました。
まず、社会の変化に伴って必要なスキルが変化していることを説明。新しいイノベーションを起こすことが必要な創造社会では、知識だけではなく「アイデアを形にしたい」という強い思いが大切だとしました。また、竹村氏が体感していることとして「変化を不安がらずに楽しめるクリエイティブリーダー」がこれからの世の中で求められていると語りました。そして、その人材育成のための海外のスキル、教育や概念を紹介しました。特に「マズローのヒエラルキーの再定義」が子育てのヒントに役立つとし、「海に浮かぶ帆船が1人1人の子どものイメージ。親からの承認によって船の土台をしっかりと作ってあげると、風が吹いたら帆にあたって冒険の旅に出ることができ、舵をとりながら目的意識をもって新たなチャレンジができる」と説明しました。
次に、竹村家の子育てビジョンを述べ、「親が良い状態でいないと、辛抱強く目標に向かって子どもをサポートできない。親のマインドフルネスは大切」と語りました。さらに、自身の子育ての失敗から学んだ大切なことを示しました。特に、小学校受験を経験したからこそ感じたこととして、「結果ではなくプロセスに注目すること。プロセスを振り返って学んだことを考え、失敗を恐れずに微調整を続けることが大切」と強調しました。
最後に、世界の教育を4つ紹介。「レッジョ・エミリアアプローチ」「モンテッソーリ教育」「HIGH TECH HIGH」「ミレニアム・スクール」の教育内容を、園や学校の写真を示しながら説明し、家庭でもヒントにできる取り組みや観点を伝えました。
ご視聴された方からは「まずは親自身の精神を安定させて、家庭を安心できる場所にすることが最重要と認識しました。探究的な学びについてこれから勉強して、家でできる小さなことから始めてみます。」「時代の流れや新時代に必要なスキルがわかりましたので良かったです。」など、たくさんの感想が寄せられました。

登壇者プロフィール
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竹村 詠美氏(たけむら えみ )
一般社団法人 FutureEdu 代表理事/一般社団法人 Learn by Creation 代表理事/Peatix.com 共同創業者
慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルバニア大学ウォートンビジネススクール修士卒。ペンシルバニア大学国際ビジネス修士卒。
Most Likely to Succeed 日本アンバサダー マッキンゼー米国本社や、日本のアマゾンやディズニーなど外資系7社を経て、2011年にPeatix.comを共同創業。2016年以来グローバルなビジネス経験を生かした教育活動に取り組み、教育ドキュメンタリー映画「Most Likely to Succeed」上映・対話会の普及、2日間に2500名が集った「創る」から学ぶ未来を考える祭典、「Learn by Creation」主催や研修も行う。『新エリート教育 ~ 混沌を生き抜くためにつかみたい力とは?』(日本経済新聞出版)を2020年7月23日に上梓。クリエイティブリーダーを育むための、学習者中心の学びやホール・チャイルドを育む環境をテーマに活動中。総務省情報通信審議会委員など公職も務める。経済産業省の未来の教室での研修採択実績。講演や執筆も多数。


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