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江藤 真規氏

「上手に叱れるママになる!イライラ言葉 言い換え講座」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10月16日(金)「子どもに伝わる!子どもが変わる!ママのイライラ言葉言い換え辞典」の著者であり、子育て中の保護者向けスクール「マザーカレッジ」を主宰される江藤 真規氏による「上手に叱れるママになる! イライラ言葉 言い換え講座」をzoom配信いたしました。
 冒頭、江藤氏は「イライラ言葉」がなぜ出てしまうのか?を考えてみると、子どもに何かよいことをしてあげたいという親心が理由であるとし、母親になると「自分のことは犠牲にしても子どものため」という行動を選択しがちだが、我慢ばかりしていると息詰まる時が来ると訴えました。改めて成人したお子さんのいる現在から振り返ると、子どもを育てたと思ってきたけれど、実は親として育ててもらっていたのだと述懐され、目の前の「今」「ここ」で活動を楽しむ子どもを応援してあげてほしいとエールを送りました。
子どもを「怒る」ではなく「叱る」がいいということは、皆さんわかっていることだけれど、それでも怒ってしまうのが子育て。なぜなら、子育ては日常であり、素の自分を見せあう間柄なのだから、頭で考えて正しいことだけをできないと説明しました。怒っちゃってもしようがない。だけど、その後必ず、「心配だったから怒っちゃった。ごめんね」というようなフォローが大事で、言葉に出しにくいのであれば、ケーキとお茶のような時間をセッティングすることで、修復したいものだとしました。
誰しも自分の価値観のなかで「許せる範囲」「まあいいかの範囲」「許せないの範囲」があるとして、我慢する必要はないが「まあいいかの範囲」を広げることがイライラを減らすコツだとしました。そして「頑固」は意志が強い、「のろい」は慎重、「普通にできない」は自分をもっている、「人に合わせてばかりいる」は、協働ができるという風に、見方を変えてみることで、わが子の良いところが見えやすくなると強調しました。「子どもの姿」というひとつの事実をどのように捉えるのかは、母親自身の解釈であり、それは母親が変えていくことができ、ポジティブな言葉がけをすることで子どもはポジティブな気持ちで成長できると結びました。

江藤 真規氏(えとう まき)
株式会社サイタコーディネーション代表取締役/マザーカレッジ主宰
アカデミックコーチング学会理事/公益財団法人 民際センター評議員/一般財団法人教育振興財団 理事
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。2人の娘の子育て経験を通して、親子間のコミュニケーションの重要性を実感、コーチングの認定資格を取得。現在、教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表として、保護者、教職員を対象とした講演・セミナー、執筆活動などを行う。子育ての孤立化を防ぎ、よりよい子育てに向かうためには「保護者同士のつながりの場」が必要と感じ、2010年春、子育てコーチングスクール「マザーカレッジ」を設立。子どもの主体性、思考力、表現力を育む家庭環境作り、母親の社会的役割を拡げる活動を行っている。
著書は『勉強ができる子の育て方』『合格力コーチング』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ママのイライラ言葉言い換え辞典』(扶桑社)、『母親が知らないとツライ「女の子」の育て方』(秀和システム)など多数。
2019年度文部科学省「男女共同参画推進のための学び・キャリア形成支援事業」委員



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