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島村 華子氏 × 木村 智浩氏

「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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5月24日(日)、「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」と題して、島村 華子氏、木村 智浩氏によるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
 今年4月に「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」を出版された島村氏がカナダよりオンラインにてご登壇。はじめに「最近いちばんイライラしたこと」をシェアすることからスタートしました。「5歳になる娘が一度で言うことをきかなくて、ダダをこねる!」「3歳の息子が『する』『しない』を繰り返して、はっきりしない…」「在宅勤務中、休校中の子どものニーズに応えてあげられない自分にイライラ」など、多くの声が寄せられました。
  そもそも「イライラ」は親側の期待と子どもの現実の姿のギャップから生まれる、と島村氏。その期待には、「子どもは、こうあるべき」という親側のイメージが基盤にあると指摘しました。「子どもは大人の言うことをきくべき格下の存在」なのか、それとも「子どもは才能をもって生まれてきた一個人」なのか。親側が子どもをどうとらえているかで、日々の子どもへの接し方は変わるし、「一回言ったら、すぐにやって!」という大人の期待は、子どもにとっては無理を通しているのではないか? 押し付けているだけでないかを考えるべきと訴えました。
 次に、子どもたちへの声かけによる、成長への影響について語りました。ほめ方には①おざなり②人中心③プロセスほめの3種類があり、例として、3歳児がスプーンを上手に使えた場合のほめ方を示しました。①「すごいすごい」②「器用だね~」③「スプーンの持ち方を変えてみたのね」。アメリカでの研究結果を引用しながら、プロセスを具体的に伝える③の方法が最も子どもが成長できると伝えました。
  最後に、子どもといっしょに居られる時間は限られているもの。親子で「うれしい!」と思っていることを共有して、喜びをシェアしあうような時間を過ごしてほしいと結ばれました。海外や遠方から300人近いみなさんがご参加くださり、活発に意見や質問を出しあえた会となりました。


登壇者プロフィール
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島村 華子氏  (しまむら はなこ)
オックスフォード大学 修士・博士課程修了(児童発達学)/モンテッソーリ&レッジョ・エミリア教育研究者 。 上智大学卒業後、カナダのバンクーバーに渡りモンテッソーリ国際協会(AMI)の教員資格免許を取得。カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、 オックスフォード大学にて児童発達学の修士、博士課程修了。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員養成に関わる。 専門分野は動機理論、実行機能、社会性と情動の学習、幼児教育の質評価、モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育法。

木村 智浩氏 (きむら ともひろ)
早稲田大学卒業後、ガイアックスにて、営業、新卒採用、広報IR、経営企画、事業立ち上げ(国内トップシェア獲得)等、幅広く経験。
現在は、人事・広報IRを担当しつつ、新しい働き方を実現するための組織づくりを推進。2016年には2カ月間、家族(妻・4人娘)で沖縄に短期移住し、自身もリモートワークを実践。「モンテッソーリ教師と語るオルタナティブ教育」はじめオルタナティブ教育、ウェルビーイングに関するイベントを多数開催。
4児のパパで、モンテッソーリ教育を学び、小学校ではPTA役員を務める。子どもたちはモンテッソーリスクール、山梨県南アルプス市の体験型学習中心の自由学校(学校教育法一条校、南アルプス子どもの村小中学校)に通う。国家資格キャリアコンサルタント。



木村 智浩氏
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島村 華子氏
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