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船津 徹氏

「世界標準の子育て~グローバル時代を生きる子どもの『自己肯定感』を高め『英語力』を伸ばすために親ができること~」

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11月6日(土)船津 徹氏「世界標準の子育て~グローバル時代を生きる子どもの『自己肯定感』を高め『英語力』を伸ばすために親ができること~」と題した講演会をZoom配信しました。
 船津氏は、「世界標準の子育て」とは、英語と母国語で読み書きと高度な思考ができる力・コミュニケーション力を育てることだと説明。まずは自信(自己肯定感)を育てることが欠かせないとした上で、「根拠のない自信」「根拠のある自信」に分ける必要があるとしました。「根拠のない自信」は、親によるスキンシップなどを通じて得られるものであり、愛され受け入れられているという実感が、自分や社会への肯定感に繋がると述べました。
また、子どもを愛し受け入れることとしつけとの見極めには、子どもの主張を「自己主張」と「自我主張」に分けて捉えることを勧めました。「アイスを食べたい」などの自分の意思の主張は「自己主張」として受け入れる。一方「食事前だけど今どうしても食べたい」など、周囲への配慮が欠けたものを「自我主張」として抑えさせる(例:アイスは食べてもよいが、今は我慢する等など)。
「根拠のある自信」の育て方として、勉強や習い事のサポート方法を紹介。勉強面は子どもの学校適応に影響し、習い事は子どもが特技を身につけるための支えとなるとし、親としての対応方法を詳しく伝えました。
 最後に家庭で行う英語教育のゴールを、子どもが自分で英語の本を読める「リーディング力の習得」とし、正しい指導の方法と順序を解説しました。リーディング学習の順番は①「フォニックス」②「サイトワーズ」③「リーダーズの多読」。①は正しい発音を身につけるための学習。②は頻出単語の学習。③は、簡単な内容の本を子どもが自分で読むステップ。英語習得は才能ではなく技術であり、誰でも身につけられると語りました。「嘘だと思わず挑戦して欲しい」という船津氏の熱い言葉で締めくくられました。


登壇者プロフィール
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船津 徹氏(ふなつ とおる)
TLC for Kids代表
1966年福岡県生まれ。明治大学経営学部卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威である故七田眞氏に師事。その後独立し、米ハワイ州に移住。2001年ホノルルにTLC for Kidsを設立。英語力、コミュニケーション力、論理力など、世界で活躍できるグローバル人材を育てるための独自の教育プログラムを開発し、使用教材は全米25万人の教師が加盟する「Open Ed」で第2位にランクイン。20年間で述べ5000名以上のバイリンガルを育成。同校の卒業生の多くがハーバード、イエールなど世界トップ大学へ進学しグローバルに活躍している。著書に『世界標準の子育て』(ダイヤモンド社)『世界で活躍する子の英語力の育て方』(大和書房)『失敗に負けない「強い心」が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方』(KADOKAWA)などがある。


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