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小竹 貴子氏

「クックパッド コーポレートブランディング本部長から 毎日のごはん作りがしんどいママへ」

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3月4日(木)小竹 貴子氏による「クックパッド コーポレートブランディング本部長から 毎日のごはん作りがしんどいママへ」の講演会をZoom配信いたしました。
「Make everyday cooking fun.(毎日の料理を楽しみにする)」が会社のミッションとしているクックパッドに創業以来関わってきている小竹氏。小6と小2のお嬢さんのママでもあり、毎食のご飯や塾のお弁当作りをされています。現在74カ国32言語で展開しているCOOKPADは世界中で利用され、このコロナ禍でステイホームとなったことで昨年は、5000万ユーザーが7000万ユーザーに増加。ただ、この増加のほとんどが女性。家事分担が進む現代、世界中をみても料理を担うのは女性であるというデータを明らかにしました。
次に、ごはん作りがしんどい理由として、「時間がない」「疲れている」「子どもが食べてくれない」「パートナーが非協力的である」「遊びに行きたい」をあげました。母としてこうあるべき、料理は愚痴をこぼさずに栄養バランスよく作るべきという固定観念が、しんどさを大きくしていると語りました。
さらに、料理がラクになるヒントを提示します。まず「やらない日をつくる」。働きながら子育てをしていると、仕事から帰宅してあわただしくキッチンに立ち、急いで夕食を作ることが当たり前。ある時、小竹氏は疲れ切っていて、子どもたちとファミレスに行くことにします。すると、子どもたちからの言葉は、「ママとゆっくりお話しができるから、うれしい」だったのです。子どものためと思って、会話を楽しむ余裕がなく料理を急いでいたことが必ずしも、子どもが望んでいることではないと知ります。また、幼稚園のお弁当に関する調査の結果、子どもたちはお弁当のおかずの中身の話よりも、「昨日の残りものを詰めちゃってごめんね」と言ってくれたお母さんの言葉や、料理をしている様子を話していることが多いと語りました。食事は栄養を摂ることはもちろんですが、その料理を作っていくお母さんの空気や、食卓での会話などをふくめてのことなので、辛くなったら外食にするなど、無理をしないで心の余裕を大切にしてほしいとしました。
朝用意しておくと帰宅後にすぐにできる下ごしらえレシピ、丸暗記できてレパートリーが広げやすいレシピ、迷わない献立の立て方など、すぐに役立つ、気がラクになる料理法をさまざまな角度からご紹介いただき、参加者の質問にもお答えいただける盛況な会となりました。

登壇者プロフィール
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小竹 貴子氏(こたけ たかこ)
クックパッド コーポレートブランディング本部長
1972年石川県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。株式会社博報堂アイ・スタジオでWEBディレクターを経験後、2004年有限会社コイン(後のクックパッド株式会社)入社。広告主とユーザーのwin-winを叶えた全く新しいレシピコンテストを生み出す。2006年編集部門長就任、2008年執行役就任。2010年、日経ウーマンオブザイヤー2011受賞。2012年、クックパッド株式会社を退社、独立。2016年4月クックパッドに復職、現在に至る。また個人活動として料理教室なども開催。シンプルでおいしく、しかも手順がとても簡単なレシピが人気。



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