ラインアイコン

松田 悠介氏

「【留学入門セミナー第3回】 リベラルアーツ大学の魅力」

アイコン 子育て&教育全般 +

6月24日(木)世界トップクラスの海外進学塾Crimson Global Academy日本代表 松田 悠介氏による「【留学入門セミナー第3回】リベラルアーツカレッジの魅力」と題した講演会をZoom配信いたしました。
急速なグローバル化やAI化に伴い、現代社会の問題はますます複雑化しています。専門分野だけでなく幅広い知識で多角的に物事を捉え、困難な問題を協力して解決していく力が求められていることから、注目を集めているリベラルアーツ教育。シリーズ第3回目となる今回は、一般総合大学とは異なる、リベラルアーツカレッジの主な特徴を松田氏が解説。また、実際に留学されたお二人のゲストをお招きし、海外進学に至る動機から受験、そしてアメリカのリベラルアーツカレッジの魅力についてお話頂きました。
まず、インディアナ州デポー大学で平和学を専攻された北嶋 友香さん。全寮制かつ小さなキャンパスなので、とても密な人間関係が構築できたと振り返ります。お互いをサポートする文化があり、世界中から集まった留学生と、授業以外でも朝も夜も励まし合いながら勉強、ディスカッションした思い出も。北嶋さんは「大学選びは4年間暮らす拠点を選ぶこと」だとし、勉強だけでなく、どんな人に囲まれて、どんな環境で生きたいのかが大切だと助言しました。
次に、マサチューセッツ州マウントホリヨーク大学で物理学を専攻された久保田 しおんさん。現在はハーバード大学院で研究を続けられています。リベラルアーツカレッジでは、幅広い分野を横断的に学んだ後、専攻を決めることができるので、自分の進みたい道がより明確になったと語ります。また、大学時代を一言で表すと「愛された大学生活だった」と久保田さん。少人数制授業で教授と学生の距離がとても近く、勉強で忙しい時は、教授が衣類の洗濯までしてくれたという仰天エピソードも披露しました。
最後に、海外進学は語りつくせない程のメリットがあり、投資する価値が十二分にあると松田氏。異国の地にいながらも、家族のような温かいコミュニティの中で、安心して勉強に没頭できる環境はとても魅力的です。お二人の体験談から、真のリベラルアーツ教育を知ることができた貴重な講演会となりました。


登壇者プロフィール
=========================
松田 悠介氏(まつだ ゆうすけ)
Crimson Global Academy 日本代表/文科省中央教育審議会委員
大学を卒業後、体育教師として中学校に勤務。その後、千葉県市川市教育委員会 教育政策課分析官、PwCを経て、2010年7月にLearning For AllやTeach For Japan を設立し日本国内の教育課題の解決に取り組む。2018年7月にスタンフォード大学の客員研究員に着任し、あわせて日本人のアメリカやイギリスのトップスクールへの留学支援を展開する「Crimson Education Japan」の代表取締役社長、オンラインのインターナショナルスクール「Crimson Global Academy」の日本代表に就任する。併せて、あしなが育英会・ハッシャダイソーシャル・Learning for All・Teach For Japan等、複数の非営利組織の理事、文部科学省中央教育審議会委員を務めている。著書に「グーグル、ディズニーよりも働きたい『教室』(ダイヤモンド社)」。ハーバード教育大学院 教育学修士、スタンフォード経営大学院 経営学修士。

北嶋 友香氏(YUKA KITAJIMA)
1994年大阪府豊中市生まれ。DePauw Universityより平和学にて学士号授与。専門は、集合的記憶と異文化間コンフリクトトランスフォーメーション。卒業後、タクトピア株式会社へ入社。ラーニングデザイナーとして年間およそ12校、500名程の中高生へ、アントレプレナーシップやアートを軸とした教育プログラムを国内外で提供。また、2020年度からは、上記に加え、リンガコーチとして英語を指導するほか、パートナーリレーションズマネージャーとして国内外の運営パートナー開拓や、人事採用にも携わる。
2020年4月より、NPO法人ミラツク非常勤研究員を兼任。現場に出てのリサーチとコミュニティデザインの仕事を中心に取り組む。また、同時期に、シアトルを拠点にリーダーシップ育成事業を展開するiLEAPのプログラムマネージャーも兼務開始。自分を導き、他者を巻き込むリーダーシップについて、高校生〜おとなまで、日英両言語で世界中から集まる参加者へ向けたワークショップをオンラインで展開。
中学時代からさまざまな学びのかたちをうみだしてきており、これまでに関わった参加者数は述べ2000名以上。誰もが自身の居場所を構築できるようになることを願い、現場・研究の両視点から学びを探究している。

久保田 しおん氏(Shion Kubota)
1997年神奈川県横浜市生まれ。グルーバンクロフト基金、江副’リクルート記念財団(2回選出)、孫正義育英財団奨学生。
幼稚園から高校までを日本の女子校で過ごしたのち、米マサチューセッツ州、Mount Holyoke Collegeに進学。物理(専攻)、哲学(Certificate)、コンピューターサイエンス(副専攻)、数学(副専攻)を学び、2019年に卒業。大学在籍中にSLAC(スタンフォード国立研究所)、CERN(欧州原子核研究機構)、BNL(ブルックリン国立研究所)、MIT、ハーバード大学などにて、未発見の素粒子の発見予測・シミュレーションの研究を行う。
卒業後は、ハーバード大学にて1年間客室研究員としてニュートリノ検出器のデザイニング・エンジニアリングの研究を行う。その後、ハーバード大学、MIT、イェール大学などの大学院(物理博士課程)に合格し、ハーバード大学物理博士課程に進学。
現在は世界最大のニュートリノ研究グループであるDUNE(Deep Underground Neutrino Experiment)にて、ニュートリノ検出器の作成プロセスにおけるDWA(Digital Wire Analyzer)部門責任者及び、アップグレード後の検出器、QPixのデザイニングチームのコアメンバーとして、なぜこの宇宙には物質と反物質の非対称性が発生したのか、そしてなぜ私たちはこの宇宙で存在できるのかという人類最大の謎の解明に携わる。





松田 悠介氏
松田悠介氏
松田 悠介氏
松田 悠介
松田悠介
松田 悠介







ロゴ2

子育て・教育の
プロフェッショナルから学ぶ
動画によるライブメッセージ

LINEの友達追加をしていただきますと
無料の新着動画や講演会情報をお届けします

ラインバナー