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木村 智浩氏 × 高濱 正伸

高濱ゼミ「今の時代に合ったしつけとは」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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今までの講演会形式とは異なり、具体的なテーマのもとに、参加者の質問をもとに高濱とゲストの方が答えていく「高濱ゼミ」
7/11(木)、『「今の時代に合ったしつけとは?」』と題して、ゲストに株式会社ガイアックス人事 木村 智浩氏を迎え、第2回の高濱ゼミを開催しました。(以下、敬称略)

第2回となる今回は、『今の時代に合ったしつけとは?』と題して、木村氏とともに、お母様方が最も頭を悩ませるテーマの一つである「しつけ」について語り合いました。
『ルールや約束を守れない時にどうすればいい?』というテーマでは、「厳しく接しすぎたのだろうか?」「他の子どもと比べてルーズになってしまった場合、学校で困ってしまうことはないだろうか?」といったお母様方からの質問が飛び交いました。

子どもとの接し方に関して、「4~9歳の間に土台となる規範をしっかり教え、11歳からは外の師匠を見つけて自立を促していくことが大切だ」と高濱。木村氏は、「モンテッソーリ教育が大事にする『自由を尊重する』という考え方は、むしろ他者への尊重を促すものであり、集団生活でも活かされる」とお話されました。

また、「夫婦間でのしつけの方針について」というテーマでは、「自分の方針が間違っている気がする」「あまり話し合う機会がない」など、母であり、また妻でもある立場だからこそ抱える悩みが多くあげられていました。

それに対し、高濱は「しつけの方針に正解はない。間違っているかではなく、夫婦でしっかり向き合って、時間を取ってしつけの方針を話し合って決めるべき」と語り、木村氏は、ご自身の経験をふまえ「どちらかが講演会に行ったりして知ったことをシェアしたりする。そうしてお互いの本音を話せる機会を意識して設けていくことで、理解し合える関係を築くことが必要だと思う」と語られました。

通常の講演会形式とは異なり、参加者が聞きたいことを質問し、カジュアルに登壇者と意見を交換する「高濱ゼミ」。今回も多様な質問が飛び交い、終了時間を迎えても議論が尽きない90分となりました。

登壇者プロフィール
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木村 智浩氏(きむら ともひろ)
早稲田大学卒業後、ガイアックスにて、営業、新卒採用、広報IR、経営企画、事業立ち上げ(国内トップシェア獲得)等、幅広く経験。 現在は、人事・広報IRを担当しつつ、新しい働き方を実現するための組織づくりを推進。2016年には2カ月間、家族(妻・4人娘)で沖縄に短期移住し、自身もリモートワークを実践。「モンテッソーリ教師と語るオルタナティブ教育」はじめオルタナティブ教育、ウェルビーイングに関するイベントを多数開催。 4児のパパで、モンテッソーリ教育を学び、小学校ではPTA役員を務める。子どもたちはモンテッソーリスクール、山梨県南アルプス市の体験型学習の自由教育(学校教育法一条校、きのくに子どもの村小中学校)に通う。国家資格キャリアコンサルタント。

登壇者プロフィール
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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。
県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。
東京大学農学部卒 同大学院農学系研究科修士課程修了。
算数オリンピック作問委員。2018年7月より、日本棋院理事。

1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。



高濱 正伸
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木村智浩
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