4/25(木)、『幼児期だからこそ伸ばしたい生きる力』と題し、*「花まるメソッド音の森」代表、笹森 壮大による講演を行いました。
音楽をはじめとする「技術系」の習い事を上達させるには、「元々持った才能や遺伝子よりも、自分の限界を超えるための練習を継続することが特に大切」と笹森。
上手に弾けずに感情的になっているお子さんに対して、「イラっとしたらチャンス」という合言葉を伝えてやる気を促したというエピソードをはじめ、自身の指導経験を交えながら、才能を伸ばすための方法や教育者としてのあるべき姿について語りました。
更に、幼い頃から大人になっても残る「本物」の音楽に触れることの重要性についても言及。「『良い音楽』とは、クラシックに限らず楽曲としての美しさや、感動させる言葉、さまざまな人生や現実が垣間見える作品だ」ということです。
音楽で心を動かされた経験は大人になっても残り続け、将来的に社会を生き抜く上でも力になると強調しました。
この日のイベントでは、実際に笹森らによるクラシックの演奏も行われ、会場は、集まった皆さんの大きな拍手に包まれていました。
*「花まるメソッド音の森」は、2020年1月「アノネ音楽教室』へ事業名を変更いたしました。
登壇者プロフィール
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笹森 壮大(ささもり そうた)
アノネ音楽教室代表
1988 年東京生まれ。3 歳よりチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部に入学し、2008年よりフランスへ留学。チェロを臼井洋治、倉田澄子、M・ミローネの各氏に師事。帰国後、TV、ラジオ、舞台など様々な分野で活動を広げる。幼児から大学生までを対象にチェロやオーケストラの指導を行う中で、 音楽教育の現状に問題意識を抱く。2014年、花まる学習会にて、音楽教育部門「音の森」を立ち上げる。「音楽を通して人を幸せにできる人」の育成を目指す。
笹森 壮大氏
笹森 壮大氏
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笹森 壮大
笹森 壮大
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