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丘山 亜未氏

「子どももママも幸せになる!5歳までのおうちモンテッソーリ」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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9月2日(金)丘山 亜未氏による「子どもママも幸せになる!5歳までのおうちモンテッソーリ」と題した講演をZoom配信いたしました。
 講演の冒頭で丘山氏は、子どもの行動にイライラしてしまう場面について例を挙げ、「おうちモンテッソーリ」を取り入れることで、親も楽になり、子どもの力を伸ばすことができると語りました。モンテッソーリ教育は、イタリアの医師、マリア・モンテッソーリによって考案された、子どもの自立を助ける教育法であると説明しました。続いてモンテッソーリ教育における「敏感期」と呼ばれる時期について解説しました。「敏感期」とは、ある特定の能力が最も発達する時期で、子どもが能力獲得のために特定の事柄に強い興味を持ち、そのことを繰り返すようになる時期のこと。加えて子どもの発達について図解し、土台となる「感覚」と「運動」の敏感期が0歳~6歳にあたることを示し、この時期の子どもの行動に、「どう関わったらよいか分からない」と感じる親が多いと述べました。
丘山氏は「子どもがやりたがること」を「家庭でできること」に変換することで子どもが伸びていくという考え方が、「おうちモンテッソーリ」の基盤だと伝え、ご家庭で「おうちモンテッソーリ」の「おしごと」(「おしごと」とはモンテッソーリの教具を使った、子どもの敏感期に応じた活動)の用意をする際のポイントも紹介しました。子どもの手の大きさに合わせた小さな道具を用意することや、目移りするものを片付けること、失敗を前提に準備することなどの下準備をしっかり行うことで、子どもが集中している間、親は見守ることができるとしました。更に、「おしごと」のやり方の流れについても解説。お手本の見せ方は、子どもが目で見ることに集中できるようゆっくりと、言葉での説明は最小限にとどめることが大切だと伝えました。丘山氏は、子育てでも「おしごと」でも、最も重要なのは親子の信頼関係だと強調しました。
 講演後は、「諦めやすい子どもへの対応」「繰り返し行動をいつまで待つか」などよくあるご質問をピックアップしてお答えいただきました。「『子どもとはどういう存在か』という前提が子どもへの関わり方を変える」と語る丘山氏。子どもの試行錯誤を手出し口出しせずに見守ることの大切さが理解できる、温かく、学びの多い講演会でした。 


登壇者プロフィール
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丘山 亜未氏(おかやま あみ)
モンテッソーリスクールちいさないす 代表/おしごと育児協会 代表
娘の入院生活をきっかけに、乳幼児の発達や育ちについて学びはじめる。知識が増えるごとに子育てが楽になったことから、近所のお母さんたちを自宅に招き、学びのシェア会を開催。次第に多くの方から問い合わせをいただくようになり、母親がいかに悩んでいるかを痛感。残りの人生を悩めるお母さんたちに捧げることを決意し、退職して乳幼児教室をオープンする。どうすれば親子が幸せに暮らせるかを模索する中、モンテッソーリの「平和は教育でしかなし得ない」という言葉に出会い、モンテッソーリ教師となる。
「親子が自分らしく在りながら家庭が平和になる」ことを主眼とした学びと活動は、子どもにも母親にも寄り添いつつ的確なアドバイスがもらえると支持を得て10年で25,000組の親子にかかわる。モンテッソーリ幼児教室のほか、教育ジャンルの枠や垣根を超えた「おしごと育児」を広めている。著書にAmazon家庭教育カテゴリでベストセラー1位「子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の『おしごと』」がある。


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