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松永 暢史氏

「落ち着きがない!同じ失敗を繰り返す! ADHDタイプ脳の子どもの最高の伸ばし方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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6月7日(火)教育環境設定コンサルタントの松永 暢史氏による「落ち着きがない!同じ失敗を繰り返す!ADHDタイプ脳の子どもの最高の伸ばし方」と題した講演をZoom配信いたしました。
松永氏はまず、このようなタイプの子どもを育てる上での基本ルールを8つ挙げました。①絶対にコンプレックスを与えない。②「がまん」ではなく「おもしろい」を体験させる。③小学校時代はとことん遊ばせる。④キャンプと焚き火を体験させる。⑤子どもがおもしろがる本を与える。⑥ゲーム、スマホを与える時期をなるべく遅くする。⑦しつけは端的に。宝くじに当たるつもりで取り組む。⑧運命の人を探せ。これらの項目についてそれぞれの内容を詳しく解説しました。
④と⑥は繋がるところがあり、ゲーム依存の状態の子どもが、焚き火をじっと眺めているうちに頭の中がすっきりするという体験をした子どもの事例をお話くださいました。⑦のしつけについては、焦らず、諦めず、すぐにはできなくても、社会的なルールや身の回りを整える方法を端的な言葉で教え続けることが重要だとしました。また⑧については、その子ども本来の良さを認めてくれる指導者との出会いを、学校以外で求めることを勧めました。こうしたルールに加え、「勉強はおもしろい!」と思わせるための学習法もご紹介しました。
国語では、古典作品を一音一音はっきり区切って読む音読法について説明。助詞や助動詞の機能といった日本語のリズムを掴むことができ、国語力の土台となると述べました。算数では、多面体のサイコロを複数同時に転がし、出た数を足したり引いたり掛けたり割ったりすることで、数値を頭の中で見る力がつくと説明しました。
講演の後半の質疑応答では、「子どもが感情を抑えられない場合の対処法」「公立中学へ進む子どもへの対応法」など多くのご質問にお答えいただきました。「子どもの才能や感性を潰さないよう、親が信じて支えて欲しい。」と言う松永氏。ADHDタイプ脳の子どもは適切な指導で大きく伸びることをしっかりと理解でき、大変学びの多い時間となりました。

登壇者プロフィール
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松永 暢史氏(まつなが のぶふみ)
教育環境設定コンサルタント/V-net教育相談事務所主宰
1957年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。V-net教育相談事務所主宰。教育環境設定コンサルタント。学習アドバイザー。能力開発インストラクター。多動で衝動的な子ども時代、「和を乱す問題児」として学校生活を送る。高校受験に際して、成績アップの方法を模索し、都立の名門・西高校に進学。大学時代にムンバイ〜パリ間自動車旅行など、多くの海外旅行を体験する。同時に家庭教師が「天職」であると自覚。一律的な教育に向かない自らの体験を踏まえ、勉強のプロ・受験のプロとして、音読法、作文法、サイコロ学習法などさまざまな学習法を開発し、子どもたちを指導するかたわら講演活動、執筆活動を行っている。
 『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』「将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる』(扶桑社)『「ズバ抜けた問題児」の伸ばし方―ADHDタイプ脳のすごさを引き出す勉強法』『暗算・算数に遊びながら強くなるびっくりサイコロ学習法』『中学入試国語記述のコツのコツ』(主婦の友社)など著書多数。




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