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アイシャ レバイン氏

「主体性、自己肯定感、考える力を育くむ 世界基準の子育て」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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 4月6日(水)「主体性・自己肯定感・考える力を育む世界基準の子育て」と題し、教育・おうち英語YouTuberのアイシャ・レバイン氏による講演をZoom配信いたしました。
 6年前からYouTube「バイリンガルベイビー」を運営し、6歳と4歳のお子さんや日本人のご主人との日常動画など、おうち英語の風景が反響を呼んでいるレバイン氏。来日後、日本企業で働く中で驚いたことは、日本の大人たちの「自己肯定感の低さ」だったといいます。「自己肯定感が低いとイノベーションは発揮されづらくなる。柔軟で新しい発想を持つ大人になるためには、幼少期から自己肯定感を高める必要がある。」とレバイン氏は伝えます。その上で「日本の公立の学校の教育レベルは世界でもトップクラス。日本の伝統や協調性といった文化、完璧を追求するこだわりも日本のコアな強みで、大切にすべき。」と述べ、欧米のメソッドをそのまま取り入れるのではなく、日本の教育の良い部分を守りながら、さらに良いものをプラスしていくというイメージが必要だと繰り返し伝えました。
 次にレバイン氏は、21世紀を生き抜く子どもたちを家庭で育むために開発した「レバインメソッド」の概要を紹介し、「親(教育者)と子どもの関係は対等」「全ての行動にエンパシー(相手を思いやり、行動を起こすこと)があること」など7つの大前提があると伝えました。
 具体的なステップとして「親自身が意識して世界を見ることで子どもの手本となる」、「色々な世界の話に触れさせる」、「世界について子どもの意見を求める」という3段階があるとしたレバイン氏。テレビのニュースを見るにしても、ただ流しているだけではなく、親同士が感想を述べ、議論する姿を見せることで子どもは世界に興味を持ち、やがて自分の意見を持つようになるのだといいます。そこでは焦って子どもの意見を求めず、まずは学校では得られない情報をインプットする期間が大切で、たとえ1日10分だとしても、長期的にみると子どもの視野の広さに大きな差が出てくるとレバイン氏は語ります。
 日本の伝統や文化を尊重しながら、どんな国や状況でも自分らしく生きられることを教育の最終ゴールに掲げるレバイン氏。出身国であるアメリカで受けてきた教育と日本の教育を客観的に捉えた上で、幼少期から日本の家庭で気軽にできる「世界基準で考える力」を育む教育の提案に、背中を押されるような時間となりました。



登壇者プロフィール
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アイシャ・レバイン氏
1979年アリゾナ生まれ。9歳で目にした「茶道」に魅了され、日本に興味を持つ。アリゾナ州立大学時代に広島修道大学へ留学。アリゾナ州立大学金融学部卒業後、京都府亀岡市役所に3年間勤務。その後、株式会社電通に入社し、外資系企業を担当。2010年日本人の夫と結婚。2017年、日本人に生きた英会話を教えるために始めたYouTubeチャンネル「バイリンガルベイビー」は登録者数36万人を超える。著書に「親から始まる『正解のない時代』を生き抜く世界基準の子育て 」がある。一男一女の母。

YouTubeチャンネル「バイリンガルベイビー」https://www.youtube.com/channel/UCHBnOMB61Xe9eT4oSs3B_NQ
アイシャプロデュースの子育てコミュニティ https://www.levineeducation.com/about


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