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清水 章弘氏 × 高濱 正伸 × 松島 伸浩

「子育てプレミアム対談第4回 わが子に合った勉強のやり方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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1月19日(火)、「子育てプレミアム対談第4回 わが子に合った勉強のやり方」と題して、勉強のやり方を教える塾「プラスティー」代表 清水 章弘氏、花まる学習会代表 高濱 正伸、花まるグループ スクールFC代表 松島 伸浩による対談を開催いたしました。
まずはじめに清水氏は、正解の勉強法というものがあるわけではなく、子どもの特性に応じてそれぞれの子に合った勉強法があると伝えます。子どものタイプを見分ける方法として、人がゲームにはまる状況を分析するゲーミフィケーションの理論による4つ分類で説明します。①目標達成が好きな「アチーバー」②ライバルに勝つのが好きな「キラー」③周りを気にせずのめり込む「エクスプローラー」④周りがやっているからやる「ソーシャライザー」の4タイプを解説し、それぞれに対して効果的な勉強法を展開しました。
次に清水氏が授業で実際に行っている「探究型記述講座」を紹介。新聞記事、文部科学省が未来を予測した資料、実際に販売された新商品などを題材とした、社会とのつながりが取り入れながら、発想力や表現力を伸ばす授業を実践していただきました。遊びと勉強の境界を溶かして、知識と好奇心の両面を広げていくということが大事だと清水氏。授業を通じて、意見を持つ力、伝える力、発送する力を育むことを意識しているとし、結果的にその先にニュースって面白いと気付いたり、自分がどう社会で役に立てるのかということを考えるきっかけにしてほしいとしました。
最後に学習習慣のつくり方。清水氏は、勉強に対して「やらねば!」という意志の力が必要になると大変なので、「息を吸って吐くように」自然に勉強することができるようになると良いとします。高濱も、親自身が「勉強を辛いもの、やらなければいけないもの」というイメージを持ってしまっているが、本来、学ぶことは楽しいものなので、「勉強するのが当たり前」という空気が家庭にあることが大切だとしました。さらに清水氏は、親自身が勉強や受験に詳しいよりも、むしろよくわからないくらいが良いことも多いとし、「親は、ティーチャーとして子どもに教える役割を担うよりも、コーディネーターとして見守ること」ができれば大丈夫でプレッシャーを感じる必要はないと述べました。
清水氏の新著『自ら学ぶ子を育てる! 清水先生の自宅学習相談室』出版記念として開催された本企画。本の内容もふんだんにご紹介いただき、明日から実践できることが盛りだくさんなトークセッションとなりました。


登壇者プロフィール
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清水 章弘氏(しみず あきひろ)
「勉強のやり方」を教える塾 プラスティー 代表
1987年、千葉県船橋市生まれ。私立海城中学高校、東京大学教育学部を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。 東大在学中20歳で起業し、東京と京都で「勉強のやり方」を教える塾プラスティーを経営しながら、テレビ・新聞・ラジオで勉強のやり方を伝えている。著書は『現役東大生がこっそりやっている、頭がよくなる勉強法』(PHP研究所)、『中学生からの勉強のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。青森県三戸町教育委員会学習アドバイザー。ポスト・イット® ブランドアンバサダー。朝日新聞EduA、朝日小学生新聞などで連載中。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。

松島 伸浩(まつしま のぶひろ)
花まるグループ・スクールFC 代表
1963年生まれ、群馬県みどり市出身。現在、スクールFC代表兼花まるグループ常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まる学習会創立時からの旧知であった高濱正伸と再会し、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績は、保護者からの絶大な支持を得ている。子育て講演会、教育講演会は定員のため抽選になるほどの人気である。現在も花まる学習会やスクールFCの現場で活躍中である。
『中学受験 親のかかわり方大全』『中学受験 物語ですらすら頭に入る よく出る漢字720』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。



高濱 正伸
高濱 正伸
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松島 伸浩
松島伸浩
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清水 章弘氏
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清水 章弘
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