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狩野 崇

「~親子で楽しめる~歴史の見方、歩き方ー日本と世界の歴史紀行―」

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7月26日(日)「~親子で楽しめる~歴史の見方、歩き方―日本と世界の歴史紀行―」と題して、花まるグループ スクールFC 狩野 崇によるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
高濱が「たとえて言うなら、歩くブラタモリ」と絶賛する、日本全国の城址や古戦場をはじめ津々浦々歴史の舞台となった場所を愛し、歩き、考えてきた狩野の語りには、100組以上の親子のお申込みをいただきました。伊達政宗の兜をかぶって視聴する小学生男子、大河ドラマ「麒麟がくる」の家紋を背景に参加する小学生女子など、歴史好き、社会好きなお子様たちの熱気あふれる時間となりました。
冒頭、狩野は「実物にふれよう!」とし、楠の写真を提示。単なる1本の樹。ただ、この樹は、歴史の生き証人だった事実を物語りました。江戸時代続いた鎖国政策を終わらせるきっかけとなったペリーの浦賀来航の際の絵画に、この楠が描かれているのです。「百聞は一見に如かず」という言葉があるが、百聞が大切で、事前に知識を持っていることが実物を深く知り、面白がれることにつながると訴えました。
 次に、北海道の地図を見ながら、気がついたことをチャットに書き込んでもらいました。地名が変わってる、「幌」という文字が多い、本州の地名と同じ地名が多いなど、次々に書き込まれました。それはアイヌ語に由来しているもの、内地からの移住者がその土地を開拓したことなどの北海道の歴史を語りました。「なんで?」と思うことが大切だと強調しました。
そして、「世界でいちばん大きな湖は?」という問いかけで、世界地理へ。カスピ海が答え。では、なぜ湖なのに海という名前なのか?その理由は、沿岸の国の資源をめぐる争いが原因であることを伝えました。
最後に、現在の堺市の自転車産業が火縄銃に端を発することを語りながら、歴史は今につながっていることを示し、アメリカで黒人差別に抗議するための使われた椅子の展示を示しながら、歴史が「今」作られていると訴えました。現地に赴き撮影したリアルな写真と、その裏側に隠された歴史の物語の語りによって、各地を旅行したような贅沢な時間となりました。

登壇者プロフィール
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狩野 崇(かのう たかし)
花まるグループ スクールFC
社会科・公立中高一貫校受検講座・合科授業を担当
群馬県出身。花まるグループの進学塾部門であるスクールFCで、社会科、国語、合科授業などを担当。
小学生の頃に歴史の面白さに目覚めて以来、日本全国、世界各地の歴史の舞台を訪ね歩く。「最高に面白い社会科」を、魅力的な蘊蓄とともに語る授業が評判。通常授業以外にも「江戸・東京歴史めぐり」(主催:西郡学習道場)などの、座学とフィールドワークを融合した講座を次々に展開。また、保護者向けの教養講座として「中東・イスラームって何だろう?」(主催:花まるカフェ)を、
さらに親子向け講座として「お城を学ぶ 城下町で学ぶ」「親子で学ぼう!中東・イスラーム」「武士の都・鎌倉 歴史めぐりの旅」(主催:子育て応援隊むぎぐみ)などを精力的に実施。


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