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川幡 智佳

「~親子で楽しめる~ 理科好き!発見好き!な子どもの育ち方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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7月19日(日)「~親子で楽しめる~ 理科好き!発見好き!な子どもの育ち方」と題して、花まるグループ スクールFC 川幡 智佳によるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
冒頭、そもそも「理科」とは何なのか?ひとつの教科でありながら、実は、生物、地学、化学、物理の4つの分野に分けることができ、その魅力は各分野によって大きく異なると川幡。だからこそ、理科を全部好きになるのはもしかしたら少し大変なのかもしれないし、だからこそ、理科を全部嫌いになることは、きっとないと思うと、訴えました。
比較の学問ともいえる「生物」では、「キャベツ、レタス、水菜、小松菜、大根、ブロッコリー、ワサビ」の中から、菜の花の仲間はどれ?というクイズを出題。花の形を比べることで分類する楽しみを伝えました。
浪漫の学問ともいえる「地学」では、地球の109倍の太陽を基準に、その230倍の大きさのあるさそり座アンタレスや400倍以上もあるオリオン座のベテルギウスを画像を見せながら解説し、身近なのに遠い存在、はるか昔から今という歴史を想像する喜びを伝えました。
変化の学問ともいえる「化学」では、なぜ自分でふくらませた風船は浮き上がらないのに、お店の風船は浮き上がるの?という問いを考えてみました。
そして、規則の学問ともいえる「物理」では、なぜ鉄は沈むものなのに、鉄の船は浮かぶのか?について、答えました。
どの分野も共通しているのは、「身の回りにある学問」ということ。そして、毎日の暮らしのなかで、身近にある自然や現象をどれだけ「面白い!」「発見だ」ととらえられるかどうかが、「理科を楽しむ」ことにつながることで、そんな気持ちを育むためには、親自身が「面白がる!」姿勢が大切と強調しました。
理科を好きになるためには、「おどろく心」と「うたがう心」が大切。「へ~!」「そうなんだ!!」と驚いたあとに、「なんでそうなるの?」「でも、本当かな?」「じゃあ、これは?」と考えていくことを楽しむことが大事。不思議なものを質問するばかりではなく、発見を伝える報告魔になろう!という提案もありました。参加された多くの小学生たちは、クイズに回答や質問、感想をチャットで寄せてくれ、川幡との活発なやりとりができていたのが印象的な会となりました。

登壇者プロフィール
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川幡 智佳(かわはた ちか)
花まるグループ スクールFC
水産学部卒業後、大学院にて自然環境学を専攻。物心つく頃には虫をはじめとした生き物の世界にのめり込み、それは大人になった今でも変わらない。
花まるグループ入社後は、進学塾部門であるスクールFCで、理科や算数などを担当。
小4総合コースの「理科」や、科目横断型・総合的学習の時間である「合科」の立ち上げに携わる。また、4年総合コースの理科で使用するカルタ(昆虫、植物、動物、星座)の作成ならびに全イラストの作画を担う。
授業では身近な理科を楽しんでもらおうと、校舎の近くで見つけた生き物や、趣味で集めた化石などを持ち込むことも。
「知るは楽しい」をモットーに、「身のまわりの理科」を中心に子ども達と一緒に楽しみつくす場を作ろうと日々精進中。通常授業以外にも、「理科好き応援企画 『冷蔵庫の中の畑、冷蔵庫の中の海』」(主催:子育て応援隊むぎぐみ)や、動物園でのフィールドワークも含めた「動物の進化合戦(親子企画)」などの講座も実施。「花まるドリル はっけん(永岡書店)」の制作にも力を注いだ。

主な著書に、『どこがおなじでどこがちがうの?カワハタ先生の動物の不思議』(実務教育出版)、シリーズ累計70万部の『なぞぺ~』の理科、『考える力がつく理科なぞぺ~』(草思社)がある。


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