9/17(火)、「あと伸びする子の家庭の習慣」と題し、花まる学習会 事業部長の相澤 樹による講演を行いました。
花まる学習会の掲げる「メシが食える大人」として社会に出るために必要なことは、「体力」や「心の力」であると相澤。そのためには、4~9歳の時期にしっかり外で遊び、思春期に体力をつけていくこと、そして「早起き」などの習慣で心の力を養うことが大切とのことです。
また、いきいきと生きるためには、他人ではなく自分の評価軸で生きていく力が重要で、「自分の意志で決めて失敗する経験を多く積ませるべき」と強調しました。
4~9歳の時期に伸び悩んでいる子は、下の子と自分との比較によって嫉妬を感じてしまう長男/長女特有の悩みや、普段の言葉遣い、挨拶ができない、ゲーム依存などの生活習慣に要因があるそうです。”あと伸びする子”に育てるためには、「子ども自身が、4~9歳の時期にブロック遊びなど強い刺激のない対象物に対して集中するという経験を持つこと。そして、子どもが自分で考えてつくった問題やクイズに対し、親がしっかり答えてあげることが大切」と語りました。
普段見えない子どもの悩みから親としての関わり方まで、幅広く学ぶことができた今回の講演会。「あと伸びする子に育てるためには、親が頑張りすぎてはいけない。無理に教え込むよりも、背中で見せてあげるべき」という言葉が印象的でした。来場されたお母様方も、頷きながら熱心にメモを取っていらっしゃいました。
登壇者プロフィール
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相澤 樹(あいざわ たつき)
花まる学習会 事業部長
1978年千葉県生まれ。2006年花まる学習会に入社。これまで4歳児から小学校6年生まで、のべ3000人以上の子どもたちを指導。
子どもの行動の背景を見抜く観察眼と的確な指導、保護者へのサポートに定評がある。親と子、それぞれの視点から見える世界のギャップを埋め、相互理解を深めることが、よりよい親子関係の形成に繋がると提唱する。
人材育成・社員採用の責任者、神奈川ブロックのブロック長を経て、2016年度に関西ブロック長として大阪に赴任。現在は花まる学習会の事業部長として活躍中。
講演「あと伸びする子の家庭の習慣」や「健やかに子どもが育つ住まいとは」は全国各地で好評を博しており、2016年3月には『60点でも伸びる子、90点なのに伸び悩む子』(あさ出版)を上梓するに至る。
相澤 樹氏
相澤 樹氏
相澤樹氏
相澤 樹
相澤 樹
相澤樹