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小林 駿平

「自信を育むための3つの習慣」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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 1月26日(木)花まる学習会 花まるオンライン ブロック長 小林 駿平による「自信を育むための3つの習慣」と題した講演会をZoom配信いたしました。
 冒頭、自信が持てない子の特徴は、「態度・言葉・思考に表れる」と述べ、自信の捉え方が他人を基準としたものになっていると語りました。この他人基準の自信の捉え方を小林は「『縦』の自信」と呼び、優勝したり100点を取ったりというように、人との比較の中で得た結果を積み上げていくもので、脆くて崩れやすいとしました。それに対して「『横』の自信」は、「自分がどれだけやってきたか」など自分軸の中で伸ばしていけるもので、これこそ本当に子どもに身につけさせたい力だと語りました。
 続いて、自信(自分軸)の作り方について話しました。幼児期は、他者(主に周りの大人)から浴びる言葉が軸を作り、思春期は外の世界に自ら憧れを見つけて軸を作るとし、それぞれ事例を挙げて分かりやすく説明しました。また、「比較による劣等感」を与えにくい環境を作る必要性についても触れました。「比較」は学校生活をはじめ、あらゆる場面において避けられないものだとし、その中で自分軸を育てるには、子どもの良いところに目を向け、認め続けることが大事だと強調しました。更に、普段の会話を行う上で、大人の中にある評価軸を「できる/できない」ではなく「すき/きらい」にすることを提案。子どもの話を聞きながら「それで?〇〇くんはどうしたの?」と、結果ばかりを気にする姿勢は子どもにプレッシャーを与えるとし、「これまでは〇〇だったものね」などとプロセスに目を向けることが大切だとしました。そうすることで、物事に対し、子どもが「好き」という気持ちで(主体的に)取り組んでいるかに注目できると述べました。
 こうした内容を踏まえ小林は、自信を育むための3つの習慣として、①褒めるのではなく目の前の子どもの状態を認める「絶対評価」、②短期間でも何かに夢中になれる「没頭体験」、③子どもと向き合うよりも横にいる(vs→with)を挙げ、「一緒に(苦手などを)克服する姿勢」については、多くの親子と関わってきた事例を挙げながら、具体的に解説しました。印象的だったのは「幼児期はスライムのように柔らかくすぐ変わる。思春期は自我が育っている分、時間がかかるけれど、間に合わないことなどない。」という言葉。様々な親子の実践例に勇気をもらえ、前向きな気持ちになれる講演会でした。

登壇者プロフィール
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小林 駿平(こばやし しゅんぺい)
花まる学習会 花まるオンライン ブロック長
長野県生まれ。大学卒業後は花まる学習会に入社し、2021年度より花まるオンライン ブロック長を務める。
2017年には書籍『花まる学習会式 12才までに身につけたいシリーズ』企画にかかわる。うち、『人間関係のコツ』編では執筆を担当した。
花まる学習会の教室では、根っからの明るい性格と、個性豊かな人材をまとめてきた経験から、「ありのままの子どもの状態を受け止め、認める」ことを得意とし、子どもたちからも慕われている。

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小林 駿平
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小林 駿平氏
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