https://hanamaru-eschool.jp/ 5月12日(木)フリースクール全国ネットワーク代表理事で、20年以上福島県でフリースクー">
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高濱 正伸✖️藤井 道子✖️HAYATO ✖️江川 和弥氏

【シリーズ】学びの多様性を考える第1回「限界、もうどうにもならない〜子育てに迷うママパパに送る言葉の処方箋〜」

こちらの動画は、開始より00分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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5月12日(木)フリースクール全国ネットワーク代表理事で、20年以上福島県でフリースクールの運営に携わる江川 和弥氏をお招きし、花みち元気塾 代表の藤井が、高濱 正伸や花まるエレメタリースクール校長の河原 隼人とともに「限界、もうどうにもならない。〜子育てに迷うママパパ
に送る言葉の処方箋〜」と題してZoom配信いたしました。

 学校生活への慣れや不適応から不登校が増えやすいという5月。子育てに悩む保護者に向けて江川氏は「親と子ども、それぞれにとっての『フツー』は違う。親は効率的に成長してほしいと思うが、子どもの成長は一直線ではない。」と話し、『失敗』を異なる視点で肯定的に受け入れてくれるフリースクールという場を一つの選択肢として挙げました。また、江川氏は「子どもの行動原則は、『楽しく暮らすこと』と、『肯定されること』。何かをしながら考えることも多いので、集中していないように見えても、実際は机に向かっている時より頭が活性化している。学習で大事なのは時間ではなく、その子に合った集中の方法を探すこと。」と伝えました。
 一方、河原は「学校に行けない子はピュアで繊細な子が多い。花まるエレメンタリースクールを始動し、子どもたちが驚くほど変わっていく姿を目の当たりにした。パートナーにも話せないという追い詰められた状況の保護者がたくさんいることにも気づいた。親は無理をして変わらなくてもいい。学校と家庭が補完し合うのが理想。」と述べ、まずは安心できる第三者に預けて、保護者が心の余裕を作ることも大事だと伝えました。高濱もこれに賛同し「子どもが楽しい居場所を見つけることが大事。その上で親自身もお互いを認め合える繋がりを見つけるといい。」と述べました。
 不登校などの子育ての悩みを家庭内だけで押さえ込もうとせず、親子がともに信頼できる第三者に関与してもらうことが大事だと語り合った一同。江川氏は「この10年間で発達障害と言われる子どもの数は10倍に増えた。自分への否定感が強い時は外に出たくないという時期もあるが、家庭で安心感を与えることを優先すると、必ず外に出たくなる時期がくる。5年間以上引きこもっていることはほとんどない。」と述べ、藤井も「なんとかなる、まぁいっかの精神も時には大事。教育のプロは子どもに今何が必要か分かるので、安心して預けたらいい。」と話しました。それぞれの長年の経験を踏まえた愛情あふれるメッセージが、子育てで自分自身を責めてしまうことの多い保護者に響く、心ほぐれる時間となりました。



登壇者プロフィール
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江川 和弥氏(えがわ かずや)
特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎 理事長/特定非営利活動法人 フリースクール全国ネットワーク 代表理事/多様な学びを実現する会 共同代表
専修大学法学部卒、会津若松市教育委員会教育相談員の後、1999年に、不登校・高校中退のフリースクール事業や、環境教育事業を行う「寺子屋方丈舎」を設立。同団体にて直接不登校の子どもたちと関わる傍ら、2013年よりフリースクール全国ネットワークの代表理事を務める。超党派フリースクール議連を通じた行政への政策提案活動。学校外の学びの広がりをつくるために力を注いでいる。

河原 隼人(かわはら はやと)
花まるエレメンタリースクール校長/ファッションブランド「NOT≠EQUAL」代表/農業×ビジネス教室「かぶしきがいしゃ みんなビレッジ」主宰/スポーツ教室「スポーツサムライ」主宰
親と離れて暮らす社会的養護の子どもの人権活動や「全ての子どもに家庭を!キャンペーン」の活動にも取り組んでいる。海賊になりたい!という想いから派生し、10代で渡米。海外生活を通して言語習得に加えピップホップをはじめとする音楽やエンターテイメントにどっぷりと浸かる経験を持つ。その時に芽生えた感性と問題意識は、現在の教育・農業・人権活動・ファッションの領域を跨いで活動している全てのことに繋がっている。
自身のファッションブランド「NOT≠EQUAL」は、アーティストJo Takahamaと二人三脚で活動し、一級品や名品を扱う雑誌「Pen」の記事に取り上げられ、三越伊勢丹の特別展示会「逸品会」にも飾れられる。千駄ヶ谷にある複数のショップや東急グループのデパートでアパレルを展開中。国立競技場と東京体育館付近の街頭をアートで飾るなどの活動にも取り組んでいる。「かぶしきがいしゃ みんなビレッジ」は、子どもたちと会社をつくる!をテーマに、つくる・売る・寄付することを軸に教育活動を行なっている。「スポーツサムライ」は、公園で遊ぶ子どもたちの復活をテーマに、誰もが夢中にになれる新しいスポーツを提供している。

藤井 道子(ふじい みちこ)
花まるグループ (株)Hanamichi familiar 代表/一般社団法人 花みち元気塾 代表理事
栃木県宇都宮市出身。青山学院大学経営学部卒業。花まる学習会講師、教室長を15年続け、2017年に(株)hanamichi familiarを設立、2022年一般社団法人花みち元気塾設立。教育は子どもの持って生まれた良さを認めて信じることがスタートとの理念のもと、幸福感を持って元気に社会に出て行くことを目標にあらゆる年代の子ども達を幅広く受け入れている。歯科医、医師、中学生の男子3人の母親。自分の子育てで経験した多くの失敗と、たくさんの子ども達を見て感じたことを照らし合わせ、子育て、受験、進路、など教育とは何かについて考え続ける。社会貢献として国と市の協働事業にも参入している。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。
県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。
東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。
花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。
算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。

1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。

障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。

公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。

「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。


高濱 正伸
高濱正伸
高濱 正伸



河原 隼人
河原隼人
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江川 和弥氏
江川和弥氏
江川 和弥氏
江川 和弥
江川和弥
江川 和弥



藤井 道子
藤井道子
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