ラインアイコン

佐藤 暢昭

「子どもがうれしくなる! ほめ方の極意」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

アイコン 花まる学習会 +

NPO法人 子育て応援隊むぎぐみ はこちらから:
https://www.mugigumi.com/

2月9日(水)花まるグループ NPO法人子育て応援隊むぎぐみ 副理事長 佐藤 暢昭による「子どもがうれしくなる!ほめ方の極意」と題した講演をZoom配信いたしました。
佐藤は、むぎぐみの中の一部門である発達・療育支援部門Flos(フロス)での支援の経験と、花まる学習会・スクールFCでの指導経験から、「ほめる」ということを大きな枠組みで捉えることが大切だと語りました。「ほめる」とは肯定的な注目を与えることであり、ほめることで、してほしい行動を増やせる可能性が高まったり、子どもに対するネガティブな見方を変化させたりできる効果があると話しました。
佐藤はまず子どもと向き合うときの前提として、子どもの年齢による特性の違いを理解する必要があるとしました。
幼児・小学校低学年(以下「赤い箱」という)は例えるならオタマジャクシ、高学年以降(以下「青い箱」という)は若いカエルと言えるほど異なるとし、「赤い箱」では落ち着きがなくうるさいなどの特性を、当たり前の姿だと認識することが第一歩だとしました。次に、増やしたい行動にターゲットを絞ってほめるという花まる流「ほめほめ作戦」を紹介し、ターゲットとなる行動の決め方やほめ方のコツを詳しく解説しました。特にほめ方のコツについては、スキンシップやジェスチャーなども含む8種類の方法を示し、子どもに合いそうな方法で行うことが大事だと説明しました。
続いて「青い箱」では、自立に向けた心の変化を理解することが重要だとし、「尊重」「対話」「裏方(見守り、サポートする)」を軸とした関わり方について話しました。その上で、内面に目を向けて子どもの成長をほめる方法も具体的に示しました。
講演の最後では、保護者自身も自分をほめ、うまくいかない日も自分を責めないで欲しいと伝えました。講演後の質疑応答では、「ほめられることを子どもが嫌がる場合」や「夫婦間で子どもへの対応が正反対の場合」についてのご質問にお答えしました。ほめることを習慣化するためのスキルが凝縮された、大変温かく有意義な時間となりました。

登壇者プロフィール
=========================
佐藤 暢昭(さとう のぶあき)
花まるグループ NPO法人子育て応援隊むぎぐみ 副理事長
花まる学習会の埼玉エリアの原市文化認定こども園教室長で、スクールFCでは中学受験社会の授業も担当している。
むぎぐみの中の一部門である発達・療育支援部門Flos(フロス)を仲間とともに立ち上げ、発達に偏りのある子どもたちに対して、行動面・社会面・学習面での支援を行っている。また、発達に関する困りごと・家庭内暴力・不登校などを中心とした、保護者の皆さまからの相談も受けている。

花まるグループの教室長・校舎長のコンサルタントとして、定期的に現場を訪れながら、子どもと、その子どもに接する大人が何に困っているのか、ともに考え、支援している。グループ全体の療育支援の最前線に立つものとして、現場からの信頼はとても篤い。生徒・保護者・社員からも「ごじら」の愛称で親しまれている。

「千葉県子どもと親のサポートセンター」「南房総カウンセリング研究会」「神奈川県立中原養護学校」などで、「『困った子』とは?」という演題の講演会を実施。ひとりでも多くの方に、花まるメソッドにもとづく療育支援の実践例を広めたいと活動の幅を広げている。


佐藤 暢昭
佐藤暢昭
佐藤 暢昭



ロゴ2

子育て・教育の
プロフェッショナルから学ぶ
動画によるライブメッセージ

LINEの友達追加をしていただきますと
無料の新着動画や講演会情報をお届けします

ラインバナー