ラインアイコン

川島 慶 × 伊藤 潤

「10歳までの思考力の育て方 ーThink!Think!の流儀ー」

アイコン 花まる学習会 +

1月19日(水)ワンダーラボ 代表 川島 慶 × シグマTECH 代表 伊藤 潤による「10歳までの思考力の育て方 -Think!Think!の流儀-」と題した講演会をZoom配信致しました。
社会とテクノロジーの関係がさらに密接になるこれからのAI時代では、世界中でSTEAM教育が求められています。パズルや迷路、図形などを用いて、思考力を楽しく身につける知育教材アプリ「Think!Think!」は、世界150か国200万ユーザーを突破、Googleによるアプリアワード受賞など、国内外で高い評価を得ています。
前半では、「Think!Think!」の生みの親である川島より、アプリの開発経緯を説明。川島は、「学ぶ力=意欲×思考力×知識・スキル」であるとし、知識やスキルは高学年以降でも身に付くが、低学年までにおいては「学ぶ意欲」が伸びやすいと強調しました。「Think!Think!」では、遊んでいるかのように問題に取り組む中で、知的なワクワクを体験し、考えることへの意欲を育みます。そして、「楽しい!もっとやりたい!」という気持ちが、粘り強い試行錯誤力につながり、思考力を自然に養っていきます。実際に、算数のテスト成績やIQスコアを大きく伸ばす効果があることも、実証実験によって確認されています。川島は、これが今の時代における最高のアプローチであり、このように育った子は、大人も予想もつかないようなイノベーションを生み、自分の力で未来を切り拓いていくことができると語りました。
後半は、10歳までの思考力の育て方について、伊藤が説明。「幼児期には、なによりも経験が大切!」と伊藤は断言。経験は、トライアンドエラーを繰り返すことでしか得られず、この試行錯誤力は、本来、幼児期に皆持っている力であり、「育てる」というより「失わせない」ことが大事だと説明しました。また、なるべく本物を見せるなど、実体験の大切さを語るとともに、一方で、テクノロジーを活用することで、経験の量と質を高めることができるとしました。苦手な子も多い立方体の展開図問題を例に挙げ、「Think!Think!」では、動く様子を何度も見てしっかりとイメージすることができ、圧倒的な学習効果があると語りました。
テクノロジーを活用して学びを促進し、「考えることが好きになる!」ヒントを具体的に保護者にお伝えすることができた講演会となりました。

登壇者プロフィール
=========================
伊藤 潤(いとう じゅん)
花まるグループ スクールFC️ シグマTECH 代表
開成中・麻布中などの最難関ゼミの算数を担当。御三家をはじめとする難関校に多数の教え子を輩出。一方で、中学受験を始める段階での差を少しでもなくすために、花まる学習会の教室長として幼児期の教育現場にも立ち、年中から中3生までの指導に関わっている。中学受験への問題意識から「週2日の通塾、夕ご飯をお家で食べて志望校に合格する」をコンセプトとした、新しいスタイルの中学受験塾シグマTECHを2019年度に立ち上げ、その代表を務めている。1期生13名は、御三家・筑駒・筑附・早慶・駒東・海城などの難関校に多数合格する。
著書:『中学受験を魔界にしない! 合格 × 親子の幸せを叶える! オンラインを駆使した中学受験2.0』(エッセンシャル出版社)

川島 慶(かわしま けい)
ワンダーラボ株式会社 代表取締役
1985年生まれ、栄光学園中・高等学校卒業。東京大学大学院工学系研究科修了。2007年より、花まる学習会で「なぞぺ〜」シリーズ制作に携わる。自ら4歳から大学生までを教える傍ら、公立小学校や国内外児童養護施設の学習支援を多数手掛ける。2014年、株式会社花まるラボ(現:ワンダーラボ株式会社)を設立、開発した思考力育成アプリ「Think!Think!」は世界150カ国100万ユーザー、「Google Play Awards」など、国内外で受賞多数。子どもたちから「知的なわくわく」を引き出すことをミッションとし、アプリや授業、イベントなど、多様なコンテンツを生み出している。過去に東京大学非常勤講師。毎年算数オリンピックの問題制作に携わり、2017年より三重県数学的思考力育成アドバイザー。同氏も開発に深く関わる中学入試算数向け学習アプリ「究極シリーズ」(立体切断・立体展開・計算)は、学習ツールの新定番として注目を集めている。



川島 慶
川島慶
川島 慶



伊藤 潤
伊藤潤
伊藤 潤


ロゴ2

子育て・教育の
プロフェッショナルから学ぶ
動画によるライブメッセージ

LINEの友達追加をしていただきますと
無料の新着動画や講演会情報をお届けします

ラインバナー