ラインアイコン

藤本 靖氏 × 高濱 正伸

【Education X ~vol.6~】「子どもの生命力を引き出すための極意~『ゴッドハンド』に学ぶ子どもとの最適な距離感~」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

アイコン ゲスト対談 +

11月11日(木)藤本 靖氏をお迎えし、「【Education X ~vol.6~】子どもの生命力を引き出すための極意~『ゴットハンド』に学ぶ子どもとの最適な距離感~」と題して、高濱 正伸との対談をZoom配信しました。
藤本氏は東南アジアに関わる仕事をする中で「東南アジアの人はとても元気だが、日本人はとてもくたびれている」と感じたことをきっかけに、ヒトの脳や神経の仕組みを研究し、心と身体が快適になるボディワークを開発してきました。
初めに藤本氏は「トレーニングとは、筋肉を鍛えて強くすること。ボディワークとは、筋肉をゆるめて使いやすくすること」と、説明しました。現代の日本人は不可避な不安感や自然災害等で心身共に疲弊した状態にある。バブル時代ならば週末にゆっくり過ごすことで心を整えられていたが、ストレスを抱えた現代人に必要なものは、単なるリラックスではなく「アクティベーション(賦活。スイッチをOFFからONにすること)」であると述べました。
そして、最適な「アクティベーション(賦活)」として、藤本氏は自然体験をあげました。ラフティングやカヌーを体験する前後の心身の状態を調査。体験前は「自律神経系:緊張、脳神経系:頭がボーっとしている」を示す数値だったのに対し、体験後は「自律神経系:リラックス、脳神経系:頭がスッキリしている」を示す数値に改善されたと説明しました。
さらに、「自律神経系」と「脳神経系」の二軸で考えると、現代人の神経系は「身体の緊張度が高く、脳の動きが停滞している」状態にあるので、これを望ましい状態に導くためには「覚醒」が重要だと述べました。脳幹を刺激して「覚醒」につなげていく具体的な方法として、脳神経に繋がっている耳や目に働きかけるボディワーク「耳ひっぱりワーク」「顔のグーパーワーク」を紹介しました。
最後に藤本氏は、手技療法(ふれる)のアプローチには「直接法」「間接法」「バランス法」があると述べました。例えば首が曲がっている場合、元に戻す直接法や反射で元に戻す間接法に対し、バランス法は首が曲がっているという状態に気づかせ、「戻った方が楽なのでは?」と本人が感じることで自然と首が元に戻っていくと説明しました。このバランス法の感覚が、親と子どもの距離感においても最適であると述べました。高濱も「『包み込むように見守ればよい』と考えるだけで、幅を持って子育てができるようになり、お母さんはきっと楽になる。」と述べました。藤本氏は、「直接触れようとすると、子どもをコントロールしようとしてしまう」と付け加えました。
現代人の疲労を2つの神経の視点から理解することができ、ボディワークや自然体験の有用性を学ぶ機会となりました。さらに、子どもとの心地よい距離感を感覚的に理解でき、親としての気づきの多い時間となりました。


登壇者プロフィール
=========================
藤本 靖氏(ふじもと やすし)
環境神経学研究所株式会社 代表/上智大学非常勤講師(ボディワーク・神経生理学)
兵庫県出身。東京大学 経済学部卒業。東京モード学園 ファッションスタイリスト学科卒業。東京大学大学院 身体教育学研究科修了
大学では途上国の開発について学び、卒業後は政府系国際金融機関にて東南アジア、アフリカにおける政府開発援助(ODA)の業務に関わる。その日々の中で、人間の「心と身体の関係」という個人のテーマに出会い、再び大学に戻り、ヒトの脳のシステムについて研究。「大脳皮質運動野磁気刺激による心臓自律神経系の応答」という研究テーマをアメリカ生理学会など様々な国際的な学会で発表する。一方、クラシックバレエ、武術など様々な身体技法やお笑いの世界を経験。身体に関する理論と実践の成果を現場で活かすために、ボディワークの国際的な認定資格である「ロルフィング®」、身体心理療法「ソマティック・エクスペリエンス®」などの資格を習得。プロスポーツ選手、ダンサーや音楽家など身体を専門とするクライアントを中心に個人セッションを行う。「神経系の自己調整力」に基づく「快適で自由な心と身体になるためのメソッド」を開発。簡単で、効果が高い疲労回復のためのワークが注目され、Google米国本社の研修プログラムでとりあげられる。教育機関・医療機関・民間企業などで講演、研修、ワークショップなどを行う。
心身の健康の専門家としてTV・雑誌など出演多数。
著書に、ベストセラー「『疲れない身体』をいっきに手に入れる本」(講談社)、新著「人間関係が楽になる神経の仕組み 脳幹リセットワーク」(講談社)など。
現在は、自律神経系測定の機器開発に注力し、ヘルスツーリズム、ワーケーションなどビジネスマンのセルフマネジメントに関する新時代のプログラム構築にとり組む。
環境神経学研究所 https://www.neural-intelligence.company/
オールブルー   http://www.all-blue.com/


高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。
県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。
東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。
花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。
算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。



高濱 正伸
高濱 正伸
高濱正伸



藤本 靖氏
藤本靖氏
藤本 靖氏
藤本 靖
藤本靖
藤本 靖



ロゴ2

子育て・教育の
プロフェッショナルから学ぶ
動画によるライブメッセージ

LINEの友達追加をしていただきますと
無料の新着動画や講演会情報をお届けします

ラインバナー