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のじま なみ氏 × 高濱 正伸

「わが子にできる性教育を考える 〜大切な子どもの未来を守るために〜」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10月8日(金)のじまなみ氏 × 高濱 正伸「わが子にできる性教育を考える〜大切な子どもの未来を守るために〜」と題した対談をZoom配信いたしました。
『とにかく明るい性教育「パンツの教室」協会』を設立し、わが子を性犯罪の被害者にも加害者にもさせないために、家庭で出来る楽しい性教育を伝え続けてこられたのじま氏。
ネット環境が当たり前になっている現代、SNSを使った性被害やいじめなど子どもたちを取り巻く社会の状況について冒頭触れられました。
性教育とは性交渉のみの話に終始せず、命の大切さや愛情に繋がっており、子ども達それぞれが「生きている価値がある」「大切な存在なんだ」と感じることが出来るように伝えていくことこそが性教育だと話すのじま氏。
「世界の性教育のスタンダードは5歳」となる中で、「性交渉」については触れられない日本の教育。疑問に思った子どもたちが興味本位でインターネットにて検索をすることで、規制がかかっていない日本のネット環境では沢山の性にまつわる情報が上がってくる現状について言及しました。家庭で出来る性教育について時期もあわせてメリットを紹介。気になる子どもたちの行動についても声かけや対処法について話がありました。
 高濱との対談では、まず「性教育に対する課題意識」というテーマで語り合いました。高濱は「インターネット台頭により、保育園児でも自分で好きな動画を見られるようになった現代。性教育に関しては意識的に方向づけをしないと問題になると思っている」と述べました。それに対してのじま氏は、「学校と地域と家庭の三位一体が大事だと思っている。学校が変われば、性の底上げができるが、すぐには難しい。でも家庭が動けば、世の中が変わる。発信者が増えれば、地域が動き、世の中が動き出しているのが今」と話すのじま氏。また対談の中では、母の意識のみならず、父である男性の意識も変えていく必要があるといった会話もありました。「カブトムシなどの昆虫からはじめて、人間も同様だと生物学的に伝えると男性も納得できるのではないか」といった熱い会話が繰り広げられました。また人が嫌がったことは徹底的にやらないこと、「相手に了承を得ることの大切さ」についても触れられました。その他、数々のテーマについて教育者としてまた男性目線の高濱の意見と、女性目線で性教育アドバイザーであるのじま氏の意見が交わり、「性教育が今、いかに必要であり、大切であるか」を認識できる講演となりました。


登壇者プロフィール
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のじま なみ氏
性教育アドバイザー/パンツの教室協会 代表理事
防衛医科大学校高等看護学院卒業後、看護師として泌尿器科に勤務。3姉妹を育てる中で、子どもたちが危険な性の情報に簡単にアクセスできる世界にいることに危機感を抱き、2017年お母さんがわが子に楽しく伝える、とにかく明るい性教育「パンツの教室」アカデミー、翌2018年「パンツの教室」協会を設立する。全国に大切な「命」を語り合える親子を増やすことを理念とし、インストラクターを国内外に200名以上養成。性教育の講座受講生は、のべ20,000人以上。初めての著書『お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ! 』が、Amazon2部門にてベストセラー1位。紀伊國屋書店全店「教育部門」3週連続1位。4ヶ国語に翻訳され、以降の書籍も発売されるとAmazonや書店人気ランキングにて1位を獲得。累計発行10万部越え。
とにかく明るい性教育「パンツの教室」協会HP:https://pantsu-kyoshitsu.com

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。


高濱 正伸
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