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伊藤 潤

「中学受験のはじめ方~幸せな受験の下準備~」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10/23(水)、「中学受験のはじめ方〜幸せな中学受験の下準備〜」と題し、スクールFC 教務部副部長 伊藤 潤の講演を行いました。

「君たちが合格できたのは父親の経済力と、母親の狂気」

中学受験の実態を描写した漫画、「2月の勝者」のこの言葉をご存知の方も多いのではないでしょうか。この言葉が象徴するように、中学受験は子ども同士の競争から親の競争の時代に移行していると伊藤は話します。

合格に必要な学習量が従来の3倍に増加、合格のやり方が確立していく中で過当競争へ。結果として親のサポートによって差がつくようなってしまったのだとか。
この過酷な状況を乗り越えるためにどうすればいいか。伊藤は3つの観点から語っていきます。

まずは受験の軸を親子で持つこと。子どもの現状の様子をよく観察し、子どもの将来を考え、そのために中学受験が必要かどうかを決めることが重要です。そうすることで、子どもに適した勉強法、通塾先、志望する高校を選び取ることができます。

そして実際に受験が始まったら、家族で受験を乗り切るためのチーム体制を築くこと。親への負担がかかりすぎると、結果として子どもへの負担につながっていきます。そのためチームで取り組み負担を分散することが肝心です。受験の最初から家族で軸を共有し、お互いの強みを生かして役割を担っていくことが重要になります。

最後は受験校選びを考え抜くこと。偏差値で選びがちですが、「我が子に合う学校を選ぶには、学校の特色で選ぶことが必要だ」と伊藤は話します。特に私立は、学校によってその校風は様々、決めた軸をもとに子どもに適した学校を選ぶことが重要です。

質疑応答の時間には、これまでにない程多くの質問が飛び交うなど、参加されたお母様方の我が子への思いが強く伝わってきた講演会でした。


登壇者プロフィール
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伊藤 潤(いとう じゅん)
花まるグループ スクールFCスクールFC教務部副部長。開成中・麻布中などの最難関ゼミの算数を担当。御三家をはじめとする難関校に多数の教え子を輩出。一方で、中学受験を始める段階での差を少しでもなくすために、花まる学習会の教室長として幼児期の教育現場にも立ち、年中から中3生までの指導に関わっている。中受への問題意識から「週2日の通塾、夕ご飯をお家で食べて志望校に合格する」をコンセプトとした、新しい中学受験塾シグマTECHを2019年度より開校し、その代表を務めている。


伊藤 潤氏,
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