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西村 則康氏 × 安浪 京子氏 × 松島 伸浩

「中学受験!本番期間の親の在り方 こんな時、どうする?~アクシデント事例集~」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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12月10日(金)西村 則康氏 × 安浪 京子氏 × 松島 伸浩による「中学受験!本番期間の親の在り方 こんな時、どうする?~アクシデント事例集~」をZoomにて配信いたしました。
コロナによって、例年とはかなり異なることが多い今年の受験。気をつけるべきこと、親として対応する時の心得を現時点の12月から、2月の本番までを月ごとに時系列でお話しいただきました。
まず12月。受験勉強も大詰めでストレスのたまっている時期。学校でストレス発散をしてはしゃぎ過ぎてケガをしたり、女子が円形脱毛症になるケースが毎年見られるそうです。これに対して親は大袈裟に騒がずに穏やかに話す時間を持つなどすることが大事で、受験が終わればストンと終わると安浪氏。過去問をやっている時期ですが、合格最低点ラインの出来でOKと西村氏。誰も解けないような問題を満点にするためにやるのは疲弊するだけ。正答率7割の問題を確実に取れるようにし、正答率2割の問題は無理しなくてよい!と強調しました。
次に1月の冬期講習や正月特訓について。塾の学習よりも過去問を優先してほしい時期と安浪氏。塾のクラスやテストの点数は気にせず、過去問が本人の力で合格最低点がとれる実力にしてあげたいと語りました。また親心から「そんな勉強の仕方だと不合格になるわよ」という声かけは、子どもには「あなたはこのままだと落ちる」「必ず落ちるんだ」と心に響いてしまうことがあるので注意が必要と西村氏が釘を刺しました。そして1月入試は、必ず1つは合格をして2月に臨めるようにするのが大切と西村氏。1月入試で全部落ちてしまうと、自己肯定感がつぶれて、落ち癖をつく場合があると訴えました。また、小学校を休むかどうかについては、休むのであればリズムよく休み、休んだ日には本番と同じ時間割で過去問を解き、午前と午後のどちらで力がより発揮できるか?などを測ることに使うとよいとしました。
2月の本番前日。翌日の入試を具体的にイメージすることにより、落ち着き度合が全く違ってくると西村氏。朝起きたら窓の外は暗い、朝ご飯はいつもの通りの献立、玄関を開けると寒い、駅までの道のり、電車の様子などできるだけ具体的にイメージすることが大切だと説明しました。合不合はどちらの場合にも塾に連絡をすると、追試の最新情報などが得られることがあるのでおすすめだと語りました。「忘れてしまう知識、覚える知識。そのもぐらたたきは入試の朝まで続く!」と西村氏は締めくくり、最後の最後まで子どもを信じて励ましてくださいとエールを送りました。


登壇者プロフィール
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西村 則康氏(にしむら のりやす)
中学受験のプロ家庭教師「名門指導会」代表/中学受験情報局主任相談員
塾ソムリエ40年以上中学・高校受験指導を一筋に行う。コーチング手法を取り入れ、親を巻き込んで子どもが心底やる気になる付加価値の高い指導が評判。受験学習を、暗記や単なる作業だけのものにせず、「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で切り込んでいく授業は親からの信頼も厚い。『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』(アスコム)、『中学受験は親が9割 最新版』(青春出版社)、『難関校合格のすごい勉強習慣』(日本能率協会マネジメントセンター)など著書多数。

安浪 京子氏(やすなみ きょうこ)
株式会社アートオブエデュケーション代表取締役/算数教育家/中学受験専門カウンセラー
神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。関西・関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴20年以上。 中学受験算数プロ家庭教師として、算数指導だけでなく、きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩出している。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナーの定期開催、特に家庭で算数力をつける独自のメソッドは多数の親子から支持を得ている。中学受験や算数に関する著書、連載、コラムなど多数。「きょうこ先生」として、朝日小学生新聞、「AERA with Kids」、「プレジデントファミリー」などで様々な悩みに答えている他、教育業界における女性起業家としてビジネス誌にも多数取り上げられている。

松島 伸浩(まつしま のぶひろ)
花まるグループ スクールFC 代表
1963年生まれ、群馬県みどり市出身。現在、スクールFC 代表兼花まるグループ 常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まる学習会創立時からの旧知であった高濱正伸と再会し、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績は、保護者からの絶大な支持を得ている。子育て講演会、教育講演会は定員のため抽選になるほどの人気である。現在も花まる学習会やスクールFCの現場で活躍中である。
『中学受験 親のかかわり方大全』『中学受験 物語ですらすら頭に入る よく出る漢字720』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。



松島 伸浩
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安浪 京子氏
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安浪 京子
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西村 則康氏
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西村 則康
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