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青山 直美氏

「ワーキングマザーが目指す中学受験の本当の勝利」

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8月27日(木)青山 直美氏「ワーキングマザーが目指す中学受験の本当の勝利」と題して、ワーキングマザースタイル主宰 青山 直美氏Zoomライブ配信講演会を開催いたしました。
はじめに、青山氏は「本当の勝利」という演題ではあるが、実は自身のお嬢さんとの中学受験は「しくじり先生的受験体験」であり、自身の失敗を踏み越えて、皆さまには成功をつかんでほしいと訴えました。
そのしくじりは、6点。①「自分の都合で塾を選定」本来であれば、子どもの学習スタイルや志望校への情報があるかなどを吟味して、子ども主体で選ぶべき塾選びを、学校からの帰宅途中にあることやワーママ友達と送迎を交互にできるという理由で選んでしまったそうです。②「なぜか娘と張り合う」中学受験に備えて、転職して時間に融通をきかせられるようにしたにも関わらず、自身も資格試験勉強をしてしまい、コーチ役ではなくライバル役のような存在に。それに発奮するタイプのお嬢さんではなかったため、プラスになるどころかマイナスになってしまいました。③「子どもの“行きたい”よりも、親の“行かせたい”を優先」学校見学をスタートさせるのが遅く、志望校の良さを知ることなく受験本番に。遅くても小4には学校見学を開始しないと、小5以降には土日に模試や特訓が入ってしまうことが増えるとアドバイスをくださいました。④「勉強をやらない娘にストレスをぶつけた」そもそも志望校に対して熱い想いがないお嬢さんは、勉強をさぼる、ずるする、ごまかすという状態になったそうです。悪いテスト結果にも悔しがらない様子が何よりもイラ立ち、中学受験に向いていないのではないかと思いながらも、レールから降りることができずに受験してしまいました。⑤「プロジェクトをうまくやらない部下みたいな勘違い」勉強は子どもが主体的ではないと意味がないと頭でわかっていても、まるで業務管理をするように勉強を管理し、達成できていないことを責めてしまいました。そして関係が悪化。⑥「失敗を温かく受け止められない」最終的に滑り止め1校のみの合格でそこに進学することになることをお嬢さん自身はOKと思っていたのに、親が悲劇のヒロインのように落胆してしまい、しばらくは口をきけない時期もあったとのことです。ですが、お嬢さんは、現在大学を卒業され、社会人として立派に育っていらっしゃいます。
続けて、「やり直せるなら、やりたいこと5つ」、「実例:こういうワーママは成功する」など具体的な受験を成功に導く方策や実例を解説してくださいました。参加者からの質疑に対してもていねいな回答をいただき、最後に「“やりたい!”がいっぱいある人に育ててあげてほしい」と締めくくりました。

登壇者プロフィール
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青山 直美氏(あおやま なおみ)
有限会社スタイルビズ代表
1966年生まれ。埼玉県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、東芝入社。都市開発・新規事業開発に携わりながら、「 村山らむねとして個人HP「らむね的通販生活」http:// www.lamune.comを立ち上げ。 2000年からイーライフにてウェブや企業SNSのプロデュースを担当。2004年にスタイルビズ設立。経産省 消費経済審議会 特定商取引部会委員会や日経イノベーションアワード審査員など多数。2004年から「ワーキングマザースタイル」http://www.wmstyle.jpを運営。EC関連のアドバイザーや社外取締役をつとめる。 家族は夫と社会人の娘。


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