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中曽根 陽子氏 × 松島 伸浩

「withコロナ時代の中学受験を考える」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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6月30日(火)「withコロナ時代の中学受験を考える」と題して、教育ジャーナリスト/マザークエスト代表 中曽根 陽子氏と花まるグループ・スクールFC 代表 松島 伸浩によるによるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。

はじめに、今回の「一斉休校において、私学はどう対応したのか?」という現在の状況を、首都圏模試主催の緊急アンケートの結果を引用しながら、中曽根氏が説明がされました。110校の参加する調査において、ほぼ半数が4月中にオンライン活用の授業を開始。生徒さんたちからの反応の声として「毎日、先生や、お友だちの顔が見られて、うれしい」「先生が質問に答えてくれるから安心」「双方向のやりとりが楽しい」と満足度の高さが感じられるものが多く見られました。
続いて、桐朋女子中学校・高等学校の一斉休校期間開始から6段階のステップを踏んでGW前に通常授業に近い形をオンラインで実現させた事例の紹介。実際の英語、数学、化学、書道の授業の動画を視聴する機会となりました。
来年2021年中学入試については、25%が例年通りと回答するなか、15%の学校はオンライン入試を検討中としています。最後に不確定なことが多い今回の中学入試について、「他人と比べる偏差値だけを指標にするのではなく、志望する学校の教育理念に共感できるのかという視点を大事にしてほしい」と強調されました。
後半は、4月初旬からオンラインでの授業をスタートさせた花まるグループ・スクールFCの実際の授業の様子を視聴。松島自身、コロナ前からオンラインでの個別授業をしていた経験から、オンラインならではの授業のメリットデメリットを語りました。見守る親としては、これまで見えなかったものがオンライン授業で見えてしまうことにから、子どもの対してより厳しくなってしまうことに注意が必要と訴えました。事前にいただいていた質問にも両氏より回答をいただき、不安の多い今回の中学受験について、参加者のみなさんが前向きにとらえられる機会になる講演会となりました。


登壇者プロフィール
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中曽根 陽子氏(なかそね ようこ)
教育ジャーナリスト/マザークエスト代表
教育機関の取材やインタビュー経験が豊富で、紙媒体からWEB連載まで幅広く執筆。子育て中の女性に寄り添う視点に定評があり、テレビやラジオなどでもコメントを求められることも多い。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエイティブな力を育てる探求型の学びへのシフトを提唱し、講演活動も精力的に行っている。また、人材育成のプロジェクトである子育てをハッピーにしたいと、母親のための発見と成長の場「マザークエスト」を立ち上げて活動中。『一歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』(晶文社)、『後悔しない中学受験』(晶文社出版)、『子どもがバケる学校を探せ! 中学校選びの新基準』(ダイヤモンド社)など著書多数。ビジネスジャーナルで「中曽根陽子の教育最前線」を連載中。

松島 伸浩(まつしま のぶひろ)
花まるグループ・スクールFC 代表
1963年生まれ、群馬県みどり市出身。現在、スクールFC代表兼花まるグループ常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まる学習会創立時からの旧知であった高濱正伸と再会し、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績は、保護者からの絶大な支持を得ている。子育て講演会、教育講演会は定員のため抽選になるほどの人気である。現在も花まる学習会やスクールFCの現場で活躍中である。
『中学受験 親のかかわり方大全』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。


中曽根 陽子氏
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中曽根 陽子
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