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小川 大介氏

「中学受験もラクラク乗り越えられる~5歳からの『見守る子育て』~」Part4

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2/28(金)、「中学受験もラクラク乗り越えられる〜5歳からの『見守る子育て』〜」と題して、教育専門家であり中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員の小川 大介氏にご講演いただきました。(以下、敬称略)

まず、小川氏は中学受験の傾向を分析すると、従来型の詰込み教育ではない、自分軸を持った思考が求められ始めていると説明。そして、そうした自分軸を持って自分の強みを社会に発揮できる子に育てるためには、「認める」「見守る」「待つ」という親の関わりが大切になると語ります。

たとえば、「子どもがおもちゃをほしい」と泣いた時。ついつい叱ってしまいがちですが、小川氏は「まずはおもちゃがほしいんだね」と子どもの感情を受け止めて認めてることが大切と語られます。小川氏は、「ネガティブになってしまうのは、お母さんならば当然。だからこそ、意識して楽観的になってほしい」と語り、子育ての知識を得たり、親自身が自分を認めてあげることの大切さに言及されました。

また、「やる気がない子はいない」として、子どもの学習のタイプについて解説。例えば、走り回ったり大声ではしゃぐ遊びが好きな子は、身体で情報を得るのが得意なため、歩きながら勉強するほうが合うそうです。視覚から理解しやすいタイプや、音からの刺激が学習に向く聴覚タイプなどがあるとのこと。小川氏は、「学習にはその子の成長や学習タイプによって適切な方法がある。毎日一緒にいる親御さんがしっかりとそこに目を向け、専門家と相談して子育てに取り組んでほしい」と語られました。

小川氏は最後に、「親子はかけ算。子は全身で学び、親はそれを受け止め引き出す。だから、『子育て』ではなく、『子育ち』『親育て』。親も子を授かってはじめて親になるから、子どもと一緒に失敗して、子どもに教えてもらいながら成長することが大事」と訴え、関わり方の根本を見つめ直すきっかけになる会となりました。


登壇者プロフィール
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小川 大介氏(おがわ だいすけ)
教育専門家・中学受験情報局「かしこい塾の使い方」(https://www.e-julen.jp)主任相談員
1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大手受験予備校、大手進学塾で看板講師として活躍後、中学受験専門のプロ個別指導塾SS-1を設立。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。同時期に「中学受験情報局「かしこい塾の使い方」」の創設にも参画し、情報発信を開始。受験学習はもとより、幼児期からの子どもの能力の伸ばし方や親子関係の築き方に関するアドバイスに定評があり、各メディアで活躍中。そのノウハウは自らの子育てにも活かされ、一人息子は電車の時刻表集めやアニメ「おじゃる丸」に熱中しながらも、中学受験で灘、開成、筑駒すべてに合格。
『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)、『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)、『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』(KADOKAWA)、『5歳から始める最高の中学受験』(青春出版社)など著書多数。

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