2023年の首都圏(1都3県)における中学受験の受験者数は、私立中学と国立中学を合わせて5万2600人と過去最多を更新しました。受験率は17.86%と、2022年の17.3%から0.56ポイント上昇。コロナが明けてからの過熱ぶりは多く報道されてきました。
2月に今年の受験が終了したばかりのこの時期、すでに来年度の中学入試は始まっています。より確実に合格をたぐり寄せるため、明らかになったばかりの2024年中学受験の傾向と分析を、合計29年間中学受験の世界に身を置き、『令和の中学受験 保護者のための参考書』『ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験』の著者でもある中学受験指導スタジオキャンパス代表 矢野 耕平氏よりお話いただきました。
また後半は、のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績があり、保護者からの絶大な支持を得ているスクールFC 代表兼花まるグループ 常務取締役の松島 伸浩とともに中学受験お悩み相談に回答いたしました。
【構成】
・矢野 耕平氏ご講演「中学受験2024の傾向」(40分)
・保護者の皆さまからの「中学受験お悩み相談」への回答(50分)
登壇者プロフィール
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矢野 耕平氏(やの こうへい)
中学受験指導スタジオキャンパス代表/国語専科博耕房代表
1973年東京都生まれ。大手塾に13年間勤務したのちに、2007年中学受験指導スタジオキャンパスを創立。東京の自由が丘と三田に2教場を構える。指導担当教科は国語と社会。中学受験指導歴は2023年度で29年目を迎える。2児の父。
法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程修了。現在は社会人大学院生として同大学大学院同研究科国際日本学インスティテュート日本文学専攻博士後期課程に在籍し、認知言語学、語用論などをベースに学齢児童の言語運用能力の研究に取り組んでいる。
著書に『ぼくのかんがえた「さいきょう」の中学受験』(祥伝社新書)、『わが子に「ヤバい」と言わせない 親の語彙力』(KADOKAWA)、『令和の中学受験 保護者のための参考書』『令和の中学受験2 志望校選びの参考書』(ともに講談社+α新書/講談社)、『女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密』『男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実』(ともに文春新書/文藝春秋)、『13歳からの「気もちを伝える言葉」事典 語彙力&表現力をのばす心情語600』(メイツ出版)など。中学受験や中高一貫校、国語教育などをテーマにした連載記事を担当し、これまでにオンラインメディアの記事を300本以上執筆(2023年9月現在)。
松島 伸浩(まつしま のぶひろ)
花まるグループ スクールFC 代表
1963年生まれ、群馬県みどり市出身。現在、スクールFC 代表兼花まるグループ 常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まる学習会創立時からの旧知であった高濱 正伸と再会し、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績があり、保護者からの絶大な支持を得ている。Voicy・ポッドキャスト等で、中学受験に関する情報を発信する「幸せな受験ラジオ」を配信中。
『中学受験 親のかかわり方大全』『中学受験 物語ですらすら頭に入る よく出る漢字720』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。
矢野 耕平氏
矢野 耕平氏
矢野耕平氏
矢野 耕平
矢野 耕平
矢野耕平
松島 伸浩氏
松島 伸浩氏
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松島 伸浩
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