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直井 亜紀氏

「思春期の子どもに対する 性教育の伝え方のコツ」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

アイコン 思春期(11~18歳) +

一般社団法人ベビケア推進協会はこちらから:
https://www.sara-lovebaby.com/

2月2日(水)一般社団法人ベビケア推進協会 代表理事 直井 亜紀氏による「思春期の子どもに対する性教育の伝え方のコツ」と題した講演会をZoom配信致しました。
インターネットの普及により、誰もが簡単に動画やSNSにアクセスすることができる現代において、性への正しい情報をどのように思春期の子どもに伝えればよいのか、悩まれている保護者の方も多いと思います。今回は、多くの講演会で全国の小中高生、保護者の方に「いのちの授業」を伝え続けている、助産師の直井氏にお話を伺いました。
直井氏は、思春期の子どもへの性教育の伝え方のコツを3つ挙げました。1つ目は、性について話す時に「今日テレビを観ていたらね…」「ママの同級生の子どもがね…」など、他人事として話すこと。話が切り出しやすく、子どもも聞く耳を持ちやすく、角が立たないと言います。2つ目は、家のリビングに性教育に関する本を堂々と置いておくこと。性に関心を持ち始める思春期の子どもにも、安心して見せることができる、性への入口として正しい情報源になるものに触れることで、子どもが知的好奇心を満たすことが大切だと述べました。3つ目は、「男女交際」「妊娠したらどうするの!」などを、決して禁止や脅しで伝えないこと。禁止や脅しで伝えると、子どもは親に相談したいことがあっても、できなくなってしまいます。
そして、学校の授業で習う性教育とは別に、「家庭でしか伝えられない性教育」があると直井氏は強調します。それは、「あなたの誕生は素晴らしかったよ!」「生まれてきてくれてありがとう。」「あなたの成長は皆を笑顔にしたよ!」と、我が子の誕生や成長のストーリーを愛を持って伝えること。セックス、避妊など性の知識を教える前に、家庭でしっかりと愛情を伝えていくことで、自分は尊重され、愛されるべき存在だと信じられ、自分を大切にすることができると訴えました。そして、その自己肯定感によって、他の誰かを尊重し、愛することができるようになるとし、生活の節目節目に、愛のストーリーを盛り込んで伝えていくとよいとアドバイスしました。
思春期のお子さんを持つ保護者の方々に、現代のネット社会だからこそ、「家庭で実践したい性教育」をお伝えすることができた講演会となりました。

登壇者プロフィール
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直井 亜紀氏(なおい あき)
助産師/一般社団法人べビケア推進協会代表理事
第39回母子保健奨励賞・令和元年内閣府特命担当大臣表彰受賞。埼玉・東京・千葉県などを中心に小中高校生へのいのちや性の講演実績、企業や専門職セミナー実績多数あり。音楽活動として、CD「あかちゃんのうた」発案・歌手を務める。書籍『マンガでわかる 思春期のわが子と話したい性のこと ジェンダー、人権、防犯、いのち。これみんな性教育です』『わが子に伝えたいお母さんのための性教育入門』


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