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安浪 京子氏 × 伊藤 潤

「中学受験 今秋にすべきこと 〜わが子が輝く学校選び・学年別勉強アドバイス〜」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10月1日(木)、「中学受験 今秋にすべきこと 〜わが子が輝く学校選び・学年別勉強アドバイス〜」と題して、超人気カリスマ家庭教師で多くの中学受験生を指導されている安浪 京子氏と花まるグループ スクールFC 教務部副部長 伊藤 潤による対談をZoom配信いたしました。
前半、伊藤による「わが子が輝く学校選び」からスタート。子どもの個性や家庭の教育観によって、良い学校、合う学校は変わるため、誰にとっても良い学校というのは存在しないもの。偏差値だけではなく、夫婦の合意形成と家庭の価値基準が大事と強調しました。また通学時間については、1時間以内を目安にとアドバイス。長時間の通学時間によって、部活動ができなかったり、学習時間の確保が難しくなることによって大学入試に響く場合もあると説明しました。また特に女子は体力的に厳しく感じてしまう場合があるので注意が必要としました。そして、親としては、わが子がどの学校に進もうと楽しんで通えるようにサポートしてほしいと結びました。
 後半は、安浪氏による「秋からの各学年の学習のポイント」について。半年足らずで入試本番を控える「6年生の秋」の過ごし方から、学年が下がっていく形で、中学受験準備の大きな流れをつかんでいく構成で進行しました。安浪氏が強調されたのは、親の最大の敵は「理想の受験生像」ということ。小6の秋であれば、志望校の過去問題集で合格最低点をクリアしているはず、帰宅したらすぐに塾の宿題にとりかかるはず、塾のクラスが下がったら悔しがって奮起するはず、というのを当たり前のように追い求めてしまうことがもっとも危険だとしました。書店に並ぶのは成功体験の本であり、それを鵜呑みにしないこと。子どもにはそれぞれ特性があるので、それを見極めてサポートしてほしいと強調しました。そして、4,5年生の成績は、まったく入試に関係ないので、いくらその学年でできていても、何の保証にもならないと断言しました。勉強一色の生活にならないようにすべきだが、学習習慣はしっかりと身につけるべき。3、4年生は、子どもの発達に即したものなので学校の勉強はをおろそかにしないでほしいと訴えました。そして愛情を出し惜しみしないで、「勉強よりも、わが子が大事」という視点を忘れないでほしいと、締めくくりました。

登壇者プロフィール
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安浪 京子氏(やすなみ きょうこ)
株式会社アートオブエデュケーション代表取締役/算数教育家/中学受験専門カウンセラー
神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。関西・関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴20年以上。 中学受験算数プロ家庭教師として、算数指導だけでなく、きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩出している。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナーの定期開催、特に家庭で算数力をつける独自のメソッドは多数の親子から支持を得ている。中学受験や算数に関する著書、連載、コラムなど多数。「きょうこ先生」として、朝日小学生新聞、「AERA with Kids」、「プレジデントファミリー」などで様々な悩みに答えている他、教育業界における女性起業家としてビジネス誌にも多数取り上げられている。

伊藤 潤(いとう じゅん)
花まるグループ スクールFC 教務部副部長
開成中・麻布中などの最難関ゼミの算数を担当。御三家をはじめとする難関校に多数の教え子を輩出。一方で、中学受験を始める段階での差を少しでもなくすために、花まる学習会の教室長として幼児期の教育現場にも立ち、年中から中3生までの指導に関わっている。中受への問題意識から「週2日の通塾、夕ご飯をお家で食べて志望校に合格する」をコンセプトとした、新しい中学受験塾シグマTECHを2019年度より開校し、その代表を務めている。


安浪 京子氏
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伊藤 潤
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