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箕浦 健治

「わが子への関わり方、親子関係の分岐点」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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5月7日(木)、「わが子への関わり方、親子関係の分岐点」と題して、花まる学習会 野外体験部部長箕浦 健治によるZoomライブ配信を開催いたしました。
※新型コロナウイルスの影響を考慮し、講演会はオンライン配信で行なっております。

最近、保護者の皆さまからの相談で増えているのが「暴力」に関すること、と箕浦。平成29年度の「生徒指導上の課題に関する調査~文科省発表~」によれば、学校の管理下、管理下以外における暴力行為発生件数、いじめ認知件数ともに、小学生の増加が目立つことを指摘しました。感情のコントロールができないことによる暴力やいじめの原因には、幼児期のもめごとの経験不足、ストレスの増加があると続けました。

野外体験部部長として、これまで7~8万人の子どもを野外体験で預かってきた箕浦。「なぜ野外体験をやるのか?」についての明確な答えとして、「社会は自分に合わせてくれない。いいこともあるが、イヤなこともある。社会の荒波に出る準備として、親もとを離れて、一人で頑張る経験をしてほしいから」と語りました。また、野外体験こそが、子どもの成長のスピードを促進するとも付け加えました。

昨年のサマースクールの申し込みは約6500人。ですが、開催の1週間前になると100人近くのキャンセル連絡が届きました。「やっぱり心配です」という保護者や、「本人が無理だと言っています」という理由。これまで多くの泣きながら出発する子どもたちを見守ってきた箕浦は、バスが走り出した後に涙をぬぐって気持ちを切り替え、楽しく活動できた多くの子どもたちの姿を語り、中には、これをきっかけに消極的だった子どもが海外留学に旅立ったエピソードを話しました。子どもに「野外体験に行く?行かない?」という尋ね方ではなく、「どのコースに参加する?」という促し方が申し込み時のポイントとも続けました。

もめごとは、止めないで見守る。ただし、必ず「仲直りをしようね」と声をかけると箕浦。折り合いをつけられるようになることが大事だと強調しました。「子どもの成長のために必要なことは何か?」について考えることができる会となりました。

登壇者プロフィール
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箕浦 健治(みのうら けんじ)
花まる学習会 野外体験部部長

2004年花まる学習会に入社。年中~小学生までの生徒指導に尽力。18歳の時に野外体験のアルバイトをはじめ、現在に至るまでに延べ6万人を超える子どもたちの命を預かってきた。入社2年目にして花まる学習会野外体験部部長に任命され、野外体験部門において日本一といわれる基盤を築いた。
出身は大阪府堺市。大阪という土壌もあり、「笑い」に厳しい家庭の中で育つ。父親の転勤に伴い、広島県で幼少期を過ごす。山・川・海に囲まれた大自然の中で育ち、遊びを通し、自然との付き合い方や生き方を学ぶ。花まるグループの野外体験では、「自然の中で過ごす」上での学びに注力するだけでなく、「親との連絡一切禁止」、「友達同士の参加禁止」という新しい切り口から、「ミニ社会」を積ませることで、将来社会に出てメシが食える人間を育てている。また幼稚園・公立小学校・自治体からの講演依頼が多数。現場で見た子ども世界での出来事・実体験を通しての話が、母の心をうち、絶大なる信頼を得ている。我が子のことで想い悩める母たちを笑顔にすると同時に勇気を届けている。子どもや父兄からも「ファイヤー」の愛称で親しまれ、その名の通り、熱い背中で子どもを引っ張っている。


箕浦 健治氏
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箕浦 健治
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