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狩野 崇

「本当は面白い社会科、本当に面白い社会科」Part4

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4/19(金)、「本当は面白い社会科、本当に面白い社会科」と題し、School FC 狩野 崇の講演を行いました。

社会科という科目を好きになるためには、まず小学校低学年のうちに「覚えちゃった体験」を積むことが大切と狩野。実際にSchool FCで使っている「都道府県カルタ」を紹介し、低学年のうちから「覚える」ということへのハードルを下げることの重要性を強調しました。

興味を持って覚える、という経験を積むためには、むりやり覚えさせるのではなく、何かに興味があるとわかったときに、それを学べるものがすぐ近くにある・アクセスできる環境を準備してあげることが必要です。
講演では、自身が幼少期に拾った縄文土器や屋根瓦を手に取りながら、「実物」に触れることの意味を分かりやすく解説しました。

また、ただ実物を見せるだけではなく、しっかりと前提となる知識を得ることも大切だとした上で、これまでに開催した今治城へのツアーなどを紹介しながら、「知識」を得ることが、いかに社会への見方を変え、世界を広げていくことに繋がるかを強調していました。

縄文土器や自身の世界各地での体験などの豊富な話題を交えながらの楽しい講演に、参加者からも多くの質問が寄せられ、社会科の醍醐味である「知識を得ることで自分が変わり、社会が変わり、世界が変わる」ということの大切さ、重要性を実感する90分となりました。

登壇者プロフィール
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狩野 崇(かのう たかし)
群馬県出身。花まるグループの進学塾部門であるスクールFCで、社会科、国語、合科授業などを担当。小学生の頃に歴史の面白さに目覚めて以来、日本全国、世界各地の歴史の舞台を訪ね歩く。「最高に面白い社会科」を、魅力的な蘊蓄とともに語る授業が評判。
通常授業以外にも「江戸・東京歴史めぐり」(主催:西郡学習道場)などの、座学とフィールドワークを融合した講座を次々に展開。
また、保護者向けの教養講座として「中東・イスラームって何だろう?」(主催:花まるカフェ)を、さらに親子向け講座として「お城を学ぶ 城下町で学ぶ」「親子で学ぼう!中東・イスラーム」「武士の都・鎌倉 歴史めぐりの旅」(主催:子育て応援隊むぎぐみ)などを精力的に実施。

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