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南雲 ゆりか氏

中学受験で差がつく!考える力が身につく『国語』の勉強法

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10月8日(木)、「中学受験で差がつく!考える力が身につく『国語』の勉強法」と題して、「正確に読む力、伝える表現力」の育成をモットーに南雲国語教室を主宰される南雲 ゆりか氏によるZoom配信講演会を開催いたしました。
国語は受験勉強で成績を伸ばすのに多くの子が苦労する教科といわれています。暗記だけでは通用せず、日々の読書の質と量が物を言うとされているなかで、国語ができるのはどんな子なのか、どのような問題集に取り組むべきか、子どもを本好きにするために親ができることは?などを順に解説していただきました。
はじめに、四ツ谷大塚最難関クラスの指導や、模試や予習シリーズの教材等を多数執筆されたご経験に基づいて、「国語ができるというのは、どういうことなのか?」について説明されました。①長い文章を速く正確に読み取る力がある②誰にでもわかる表現で正確にアウトプットする力がある③理解を伴った知識・語彙力が豊富である、この3点がそろっていることが、すなわち「国語ができる」ことに土台になるとしました。そして、これらは圧倒的な読書経験と家庭での対話によって形成されるとし、最終的には中学入試における平均3800文字の長文読解2問を読み切り、理解する力をつけてほしいと強調しました。読書は好き嫌いで片づけずに、お勉強という位置づけで、算数の計算を取り組むように、親も寄り添ってほしいと訴えました。読み聞かせは小6でするのも効果があり、親子で交互に音読するなどの工夫も有効。子どもが好む学年別の書籍のタイトルや、入試に頻出する書籍の紹介など具体的なアドバイスが盛りだくさんでした。
 後半は、実際に物語文の読解問題を解きながら解説。実際の生徒の答案のどこが不足しているのかを指摘しながら、過去問での解きなおしの際のポイントを説明されました。「今日から始められる具体的な勉強方法、参考本のご紹介が役立ちました。特に漢字学習のポイントに関しては、子供とクイズ形式にして楽しんで取り組めると改めて実感しました。」「受験対策だけでなく人間形成としての根幹となる読解力を親子で楽しく育んでいきたいと思う。」など多くのご感想をいただけた講演会となりました。

南雲 ゆりか氏(なぐも ゆりか)
南雲国語教室(東京都文京区)主宰。
元大手進学塾国語科専任講師。10年間、「桜蔭特別コース」で指導にあたり、女子最難関といわれる桜蔭中学校合格率8割をたたき出す。 効果的な勉強法によって生徒の力を引き出し、確実に伸ばしていく指導力とともに、「中学受験は子どもが幸せになるためのもの」という信条と的確な入試分析に基づく親身な受験指導により、生徒・保護者から絶大な信頼を集めている。自らも中学受験を経験。フェリス女学院中学・高校を経て、横浜国立大学教育学部卒業。横浜市立小学校の教員を務めた後、長女出産を機に大手進学塾講師に転身した。娘二人の中学受験も経験。受験指導のプロ講師、受験生の母、元中学受験生にして小学校教諭の視点も備えた指導者。朝日新聞(隔週日曜日)、朝日新聞EDUA(隔週木曜日)、中学受験ナビでコラムを連載中。


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