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高濱 正伸 × 藤井 道子 × 松島 伸浩

「【保護者からのメッセージシリーズ Part.1】 花まるで育む未来への翼〜ひとりの保護者として振り返る 花まるから医学部への道〜」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

アイコン 花まる学習会 +

8月19日(水)「【保護者からのメッセージシリーズ Part.1】 花まるで育む未来への翼〜ひとりの保護者として振り返る 花まるから医学部への道〜」と題してZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
今回は、3人の男子を花まる学習会に通わせ、花まる講師・教室長を15年続けた後、現在は花まるグループ会社の(株)hanamichi familiar を設立して花みち元気塾を運営している藤井を中心に、恩師である花まる学習会代表 高濱 正伸、花まるグループ スクールFC 代表 松島 伸浩が対談しました。
18年前、つくば市で花まる学習会の幼稚園教室を開催するにあたり、あまりの人気で講師不足だった折、当時PTA会長だった藤井の気働きやコミュニケーションの巧みさに「やりませんか!」とくどいたのがつきあいの始まりと、高濱。今では、歯科医の長男、国立医学部生の次男、私立中学1年の三男の母、さらに塾経営者、教育者として奔走している姿は、お母さんたちの参考になることが多いはずと語りました。
子育ては本当に大変。それまでは自分ひとりで生きていられたのに、突然「お母さん」になります。どう育ててよいのかわからない不安をひとりで抱え、3歳の長男と0歳の次男の育児と家事に追われる日々に、どうしてこんなに辛いのかと涙が止まらなかったと振り返りました。
長男の子育ては失敗の連続。テストの結果に「なんで、これを間違えるの?」と怒り、中学受験では、ものを投げてしまうほど感情がコントロールできなくなっていたと語りました。初めは合格確実といわれた学校まで不合格に。繰り上げ合格で入学するものの、いじめにあってしまい、何度も校長室に呼ばれて不安な気持ちで真夜中に天井を見つめていた時期もあったそうです。しかし高校生になり、アメフト部の所属。応援に行くと、そこにはチームのために転んでも転んでも起き上がり、泥だらけになって相手チームを阻止する長男の奮闘がありました。決してゴールはできない、縁の下の力持ちのポジションを愚直に取り組む姿に、子ども自身が自らの強みで生きていると感じたそうです。
続けて、医学部受験について寄せられた質問に答える形で、合格のポイントやモチベーションの保ち方を具体的に説明しました。実際に受験したからこそわかる、リアルなお話でした。
最後に藤井は、母親はつい目の前のことに一喜一憂してしまうけれど、長い目で見て「本当にこれはやらなければいけなくなった時に、ガッツと根性が出せる子どもに育てることが大事」と締めくくりました。

登壇者プロフィール
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藤井 道子(ふじい みちこ)
栃木県宇都宮市出身。つくば市在住。
花まる講師、花まる教室長を15年続け、2017年に(株)hanamichi familiar を設立。
花まるグループ 花みち元気塾として成績をあげるには、子どもの持って生まれた良さを認めて信じることがスタートとの理念のもと、幸福感を持って元気に社会に出て行くことを目標に園児から高校生まで幅広く受け入れている。
歯科医、医学部学生、中学生の男子3人の母親。
自分の子育てで経験した多くの失敗や、たくさんの預かった子ども達を見てきて感じたことを照らし合わせ、子育て、受験、進路、など教育とは何かについて考え中。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。

松島 伸浩(まつしま のぶひろ)
花まるグループ スクールFC 代表
1963年生まれ、群馬県みどり市出身。現在、スクールFC代表兼花まるグループ常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まる学習会創立時からの旧知であった高濱正伸と再会し、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績は、保護者からの絶大な支持を得ている。子育て講演会、教育講演会は定員のため抽選になるほどの人気である。現在も花まる学習会やスクールFCの現場で活躍中である。
『中学受験 親のかかわり方大全』『中学受験 物語ですらすら頭に入る よく出る漢字720』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。


松島 伸浩
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藤井 道子
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