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岩田 かおり氏

「ガミガミ言わなくても勉強する子に育てる!」

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7月7日(火)「ガミガミ言わなくても勉強する子に育てる!」と題して、株式会社ママプロジェクトJapan代表取締役 岩田 かおり氏によるによるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
子育てをしていると、勉強の悩みや不安というのはつきものだとしたうえで、「早く始めなければ!」という“早期開始”、「名門の学校や塾に入れなければ!」という“良い環境”、「何時間も勉強させる、何回もわかるまでやらせる」という“長時間”、 “理想のしつけ”を求めてしまう「理想の押しつけ」の4つを求めてしまうことが多いと語りました。求めるあまり、努力、辛抱、ダメ出しを子どもにしてしまっている親たちが多いことに疑問をもったと岩田氏。このことによって、指示待ち、無気力、勉強嫌いな子どもにしてしまっていると危惧されたことから、家庭で「一生ものの学び体質」を育むことができないか?と考えて、実践しやすい戦略的メソッドを考えられました。
家庭での学びで大切なことは3つ。親の言うことが聞きたくなるような、心理的な安心を子どもがもてるような「承認」。できる!わかった!が味わえる「探求」の時間。学ぶことのきっかけとなる「学びの杭打ち」。中でも、家庭教育の出発点であるのは、家がやすらぎの場所で、心的安全が確保されていることだと岩田氏は訴えました。「教える」「しつけする」「心配する」のではなく、目の前のわが子を応援する姿勢でいると、子どもは、自身の興味関心によって、勝手に学ぶようになると強調しました。
4~10歳のプレゴールデンエイジにおいては、集中して頭をつかっていることすべてが学びであり、レゴやLaQ、アクアビーズなどの玩具系、ワンダーボックスやマインクラフトなどの通信系、粘土や工作などの作る系に分類し、集中力の育成に役立つアイテムの紹介を具体的にされました。
 「手遅れになる?」とほかの子どもと比べても、子どもによってベストタイミングは異なること。親自身が疲れていたり、忙しすぎたりすると、子どものペースに合わせてあげる余裕がなく、子どもが親に合わせることが多くなるので信頼関係がつくりにくくなってしまうので、親自身が安定していることの大切さを訴えました。
 質疑応答では多くの質問が寄せられ、個別に具体的なお答えをいただけました。「本当の意味で、わが子の成長を願うこととはどういうことなのか、立ち止まって考えたいです。」「あらためて子どもの持っている力を大切にしたい!と思いました。」などのご感想をたくさんいただきました。

登壇者プロフィール
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岩田 かおり氏(いわた かおり)
株式会社ママプロジェクトJapan 代表取締役
第一子、第二子をお受験塾に入れずに都内の国立小学校に合格。
幼児教室勤務、そろばん教室の運営を経て、「子どもを勉強好きに育てたい!」の想いから、独自の教育法を開発。
「学び体質に育てる」と「親子関係」を大切にし、子育てする家族を応援するガミガミ言わず勉強好きで知的な子どもを育てる作戦『かおりメソッド』を全国へ展開中。
(株)リクルートでの企業講座では満足度100%実績あり。
PHPすくすく子育て、雑誌VERY掲載、ウェブDomani、ラジオ出演などメディアでも活躍中。3人(1男2女)のママ。


岩田 かおり氏
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