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おおたとしまさ氏 × 高濱 正伸

高濱ゼミ「思春期の子どもと上手につきあうには?」Part9

こちらの動画は、開始より01分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10/28(月)、『思春期の子どもと上手につきあうには?』と題して、ゲストに育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏を迎え、第4回の高濱ゼミを開催致しました。

講演会形式とは異なり、具体的なテーマのもとに、参加者の質問に高濱とゲストの方が直接答えていく「高濱ゼミ」。今回も「思春期」という悩み多きテーマについて、多様な質問が交わされました。

例えば、「頭ではわかっていても、勉強してなかったりやるべきことをやらないことにどうしてもイライラしてしまう!それでもずーと待つべき?」という質問。高濱は、「4~9歳の幼児期とは異なり、11~18歳の思春期には、子ども自身が尊敬できる親以外の第三者、『外の師匠』の存在が必要」と説明した上で、「教育者として信頼できる第三者がいるのなら、やるべきことをやっていないことについて、お母さんからではなくその人から言ってもらうことが大切」と語りました。

また、「勉強を教えている最中に子どもが急に怒ったりすることがあり、どう対応するべきなのか迷っている」という相談も。相談に対し、ご自身もお二人のお子さんがいらっしゃるおおたさんは、「ちゃんとあなたのことを見ているよ、というメッセージを送ることが大事。思春期の子どもに対して親は無力だなあと自分自身もつくづく思うが、だからこそ、親がしっかり見つめてあげることが重要なのでは」と語られました。

思春期という大事な時期だからこそ、子どもだけではなく親御さんご自身も自らを省みて、ともに成長していくことが大切だと改めて実感することができた、今回のゼミ。ゼミの最後には高濱とおおた氏自身の思春期ならではの思い出も披露するなど、終始あたたかい雰囲気に包まれた会となりました。

登壇者プロフィール
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おおたとしまさ氏
育児・教育ジャーナリスト
「こどもが“パパ〜!”っていつでも抱きついてくれる期間なんてほんの数年。いま、こどもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と株式会社リクルートを脱サラ。独立後、数々の育児・教育誌のデスクや監修を務め、現在は、中学受験をいい経験にする方法、学校・塾の役割、男性の育児、子育て夫婦のパートナーシップ、無駄に叱らないしつけ方、などについて、執筆・講演活動を行う。『受験と進学の新常識』『中学受験「必笑法」』『いま、ここで輝く。』など著書は50冊以上。 講演は、学校や塾の保護者、教員、子育て夫婦、中高生を対象に全国および海外で実施。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。
県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。
東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。
算数オリンピック作問委員。2018年7月より、日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。

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