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加藤 紀子氏 × 竹内 明日香氏

「子育てベスト100対談第12回 話す力はなぜ大事?未来を生き抜く話す力の育み方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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7月29日(金)加藤 紀子氏 × 竹内 明日香氏による「子育てベスト100対談第12回 話す力はなぜ大事?未来を生き抜く話す力の育み方」と題した対談をZoom配信いたしました。
 講演の冒頭で加藤氏は、家庭での「対話」が学力を支えることを説明した上で、ノーベル賞受賞者の20%を占めると言われるユダヤ人は対話が好きで、子どもの頃から話す力を鍛える習慣があると伝えました。次に竹内氏が、日本全国の学校で「話す力」のワークショップを開催することになったきっかけについて語りました。国際金融業界で働く中で、日本人に足りていないのは「絶対にこれを伝えたい」という情熱だと気づいたと話す竹内氏。日本人は、英語力もプレゼンの準備も完璧なのにもかかわらず、失敗を恐れるあまり原稿を読んでしまう。竹内氏は「情熱を持って相手に伝える力」(話す力)がなければ、せっかくの努力が実らないこともあると話しました。
 続いて、竹内氏による小学生向けの模擬授業が行われました。自分の「言いたいこと」は、①考える②伝える③見せるの順に積み上げることが大切で、特に「考える」は土台となるため、広げて→深めて→選ぶというステップで磨くことが必要だと解説しました。これからの時代は、広げてそれらをきれいにまとめるだけならAIの方がうまくできるため、深めることが大事だとした上で、「深める」とは自分はどうしたいかを考えるということだと説明しました。更に、家庭でできる「話す力」の伸ばし方について、子どもがどのような意見でも言える環境づくりが自己肯定感を育て、「話す力」の基礎となると伝えました。
 講演の最後に、意見や提案を通じて周囲に貢献することの重要性について強調した竹内氏。子どもたちが「自分たちが世の中に何かできるかもしれない」という自己効力感を持てるよう、失敗したら「ナイストライ!」と励まし、小さなことでも誰かを助けたら大いに褒めてあげて欲しいと締めくくりました。

登壇者プロフィール
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加藤 紀子氏(かとう のりこ)
教育ライター
1973年京都市生まれ。1996年東京大学経済学部卒業。国際電信電話(現KDDI)に入社。その後、渡米。帰国後は中学受験、子どものメンタル、子どもの英語教育、海外大学進学、国際バカロレア等、教育分野を中心に「プレジデントFamily」「ReseMom(リセマム)」「NewsPicks」「ダイヤモンドオンライン」などさまざまなメディアで旺盛な取材、執筆を続けている。一男一女の母。このたび、『子育てベスト100』を上梓。高濱 正伸が「画期的な1冊が誕生した。長年の取材で得た情報を、親としての『これは使えるな!』という実感でふるいにかけ、学術研究の裏付けやデータなども確認した上でまとめあげた力作である」と評して話題となっている。

竹内 明日香氏(たけうち あすか)
一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事
東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現みずほ銀行)にて国際営業や審査等に従事後、独立し海外投資家向けに日系企業の情報提供を開始。2009年に株式会社アルバ・パートナーズを設立、国内企業の海外事業や情報発信(企業プレゼン等)の支援を提供して今日に至る。2014年、子どもの「話す力」の向上を目指す一般社団法人アルバ・エデュを設立。法人向けに培ったメソッドを応用し、授業やセミナーを展開。2020年のコロナ禍を機に「オンラインおうち学校」を開始。2022年現在、話す力を育むプログラムを10の自治体に導入している。株式会社日陸(2022年10月1日よりNRS株式会社)社外取締役。公立小元PTA会長。一般社団法人未来の先生フォーラム理事。GIGAスクール構想アドバイザー。音羽の森オーケストラ「ポコアポコ」主宰。小学校低学年まで海外在住。二男一女の母。著書に「すべての子どもに『話す力』を――1人ひとりの未来をひらく『イイタイコト』の見つけ方」2022年英治出版



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